徒然3行かもしれない日記

日々のこと、身体のこと、本のこと。気になることがあればコメントしてみてください。

夜明けのはざま

夜明けのはざま

『夜明けのはざま』町田そのこ

家族葬を営む芥子実庵で働く葬祭ディレクターの主人公の友情、恋、仕事に向き合う姿を描く。

大事な人を失う喪失感、死をみつめながら、誠意を込めて送り出す人たちの思いを丁寧に映し出す。

もがきなから、喪失感をもちつつ自分の選んだ人生を生きていく主人公がまぶしく清々しい。

ままならない人生、喪失感をくりかえしながらも

山亭ミアキス

山亭ミアキス (角川文庫)

『山亭ミアキス』古内一絵

心に迷いや悩みを持つ人が迷い込む修業猫の屋敷。そこには美味しい料理と美しすぎるオーナーが待つ。

妖怪猫がたぶらかす。それでも迷える人は改心したり前向きになり生きていく。

面白い趣向の物語。物語に中に読者も迷い込む。

猫好きな人におすすめ。

おいしいごはん・・・

おいしいごはんが食べられますように

『おいしいごはんが食べられますように』高瀬隼子

読解力がないせいかよくわからなかった。

職場にありがちな仕事できない人と出来る人。ままならない関係。

とにもかくにも、毎日おいしいごはんが食べられれば幸せなことだ。

 

 

 

長い旅路

空海の風景 (上巻) (中公文庫 し 6-32)

空海の風景 (下巻) (中公文庫 し 6-33)

空海の風景司馬遼太郎

四国遍路にあこがれて死するまでにはしたいと思うがなかなか遠く・・・

密教もよくわからず、本を読む。

天才、空海ですら理由はあるにせよ、だんだん最澄を遠ざけるとは・・・

信仰と政治の駆け引きなど面白く読んだ。

はるかかなたの人ではあるが、今もなお奥の院では修業を積んでいるとういう。

長~い旅路だった。

こちらの本はわかりやすい。

空海さんに聞いてみよう。: 心がうれしくなる88のことばとアイデア (徳間文庫カレッジ し 2-1)