徒然3行かもしれない日記

日々のこと、身体のこと、本のこと。気になることがあればコメントしてみてください。

てっきり!

粘菌生活のススメ: 奇妙で美しい謎の生きものを求めて

『粘菌生活のススメ』ねんきんと聞けば年金しか思い浮かばす、それに生活とつけばつつましく過ごす極意を紹介する本かなと思う。それだけに、題名につられてしまう人も多いかも。

粘菌の名前は○○ホコリといってかわいい音感の名前だなと思ったのが、よくよく考えてみると埃のことであるらしい。かわいい名前と思うのは私だけなのかな?

ちなみに、表紙のピンク色の粘菌はマメホコリ。

自然界は奥深い。海の底には道具が必要でいけないが、粘菌ワールドなら探せそう。

それにしても面白い生き物?植物!

いやいや、粘菌だ。

 

 

 

面白いです!

ザ・万字固め

『ザ・万字固め』は万城目学のエッセイである。

『鹿男あおによし』『鴨川ホルモー』『プリンセストヨトミ』など、どれを読んでも面白くて笑いだしそうなシーンがあるが、エッセイもこれまた最高である。

想像力豊かで、楽しい人なんだろうな。

いいな~。

楽しく生きなきゃ、損だわね。

 

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本当ですか?

水からの伝言 (世界初水の氷結結晶写真集)

水からの伝言』は氷結の結晶の写真集である。

雪の結晶は、肉眼で降っているときにみたことはあるが、

湧水や水道水の結晶は初めて見た。

きれいな水は結晶も美しい。美しい音楽を聞かせた水もきれいな結晶をつくる。

そういえば、お酒も音楽を流して作るとおいしく醸造できるというが。

おどろいたのは「ありがとう」の文字をみせるときれいな結晶をつくりきたない言葉ではうまく結晶をつくらないらしい。本当なの?水は文字が読めるの!!!

でも水の結晶は繊細だ。

 

ぜんざい日和

先日、雪かき後に、小正月に残って冷凍しておいたゆであずき(缶詰のものだが)とお餅で、ぜんざいを食べた。

小正月には甘すぎて・・・(そりやそうだ。市販のものにお湯を入れて調節しただけなのだから。)と思っていたのに。

なんとその日は、伸びたお餅とあずきがことのほか美味しく優しく美味でした。甘いはは甘いのだけれど。

身体が疲れているとこんなにも違うのだと。

雪かき後は身体がベストコンデション。

ぜんざい日和。

 

自分で小豆を煮ればもっと自分好みのあっさり優しい甘味になるだろう。

年を重ねるにつれ、お餅もこんなに美味しかったのか、と思うよになってきた。あずきもあまり好きではなかったのに食するようになってきた。

 

<一仕事 ぜんざいうまし 雪積り> 

知らなかったな。

飼い喰い――三匹の豚とわたし

『飼い食い』を読む。

作者のバイタリティに圧倒される。

知的好奇心満載。

畜産業者さんたちが、畜魂祭を毎年執り行っている(くださっている)とは知らなかった。

ベジタリアンのかたたちはいいとしても、私たち(消費者)をも代表して行ってるんだと・・・有難いことである。

 

パックされた肉を食しているのに、命を戴くということをなんとなく忘れていた。感謝の気持ち、おかげさまの心を

どこかにおいていてしまっていた。

 

 

<はつうまや 日差しは増して まだ冷える>

こんな日があれば

今日は死ぬのにもってこいの日

『今日は死ぬのにもってこいの日』

天寿を全うし(長生きできなくても)寒くもなく暑くもない日に、そういう日が来て、自分自身がすべてのものに、感謝していきたいものである。

 

 

心がなえると

自分の感受性くらい

心がなえると茨木のり子の「自分の感受性ぐらい」を

思い出す。

ぱさぱさに乾いてゆく心を

ひとのせいにはするな

みずから水やりを怠っておいて ・・・・・・

 

 

自分の感受性くらい

自分で守れ

ばかものよ

 

と自分を叱咤する。

これは私に向けられたものだ。

 

強い詩人だ。