徒然3行かもしれない日記

日々のこと、身体のこと、本のこと。気になることがあればコメントしてみてください。

縁もゆかりも

 

もう教祖しかない!

『もう教祖しかない!』はエンタメミステリー。

新宗教+優秀なビジネスパーソン+人助け

ベンチャー企業を成功させるなら、悟りを開き教祖になるしかないという面白い究極の発想。

話は二転、三転し面白かった。

『縁』を紡ぎ続ければ、必ず道は開けます

まあ、 縁は異なもの味なものともいうし。

 

 つたないブログ、おがげ様で100いきました。

 アリガトウゴサイマス。

 

 <あぁ寒い これで最後か なごり雪

 

介護より介抱のほうが優しいかも

銀の猫

『銀の猫』はお江戸の訪問ヘルパーを主人公にした人情物語。時代は違えど抱えている問題は現代社会と同じだ。

死ぬ時は皆、独りです。たった独りでその恐ろしさに耐えるんです。それだけはいかに孝行な子がいても、誰も代わってあげられない。だからそばについて手を握り、言葉を交わします。精一杯、笑って、大丈夫だよと声を掛ける 

 美しい看取りの姿であり、人は必ずその時を迎える。

主人公のお咲の人を包み込むような介抱は素晴らしい。

おぶんさんの生き様もまた心を打つ。

『往生訓生き生き楽楽介抱御指南』いいな。

正義とは 平和とは

砂漠の影絵

『砂漠の影絵』は濃密な作品である。

フィクションでありながら、ノンフィクションのような臨場感あるれる筆致で読ませていく。

正義を貫き平和を求めることが国、民族、思想によってこんなにも異なるとは・・・・・

どんな人にも命はだだ1つしかないものなのに。

 

 

熱き想い

韓流ドラマ『炎の中へ』が終わった。

見応えのある感動ものだった。

総合鉄工所を国の為に(貧困に苦しむ民のため)建設する男たちのドラマ、それも史実に基づいた作品だという。

主人公は誠実で、どんな困難にも信念をまげず、人に思いやりをもつ熱き人で、周りの人を惹きつけ、張っていく。

そんな人だからこそ目的を達成できるのだ。

 

 

彼岸も過ぎたのに、寒い寒い。

<名残雪 もう雨になれ 桜よべ>

 

白い?? 衝動

白い衝動 

『白い衝動』は小中一貫校で働くスクールカウンセラーを主人公にしたミステリーである。

人間の心の闇の部分に食い込んだ心理小説。おもしろかった。カウンセラー自身も衝動をもち、それに折り合いをつけていたのだ。

白い衝動とはなんぞや?思ったが殺人衝を表現したものだったのか。

人間と動物との違いは「矛盾」だと主人公に言わせている。

矛盾を抱え、祈りながら、人を受け入れる。

人を思うのはそういうことなのだな。

 

 

 

 

本は繋ぐ

 

本バスめぐりん。

『本バスめぐりん』はまさにコージーミステリーだなと思う。

この本でコージーミステリーという言葉を初めてきいたのだが。

でも『モモ』の中身はこれからも変わらなくて、ふらりと手に取り開いたら、大好きな世界がそこにある。そういうの素敵ですよね

 本とはそういうものだ。

そして本を読むのは、一人だが本は人を繋ぐ。

土に還る

土の記(上)

 

土の記(下)

『土の記』は私にとっては、とても読みずらかった。

主人公の独白。自問自答。そして最後は村を襲った土石流にのまれ命を落としてしまうという以外な結末。

人生のはかなさ、自然の怖さを描いているのか。

難解だ。人生そのものも難解だ。

この作家の初期の作品は面白かったが、『晴子情歌』からは難しくなってしまった。