『オオカミと石のスープ』はポルトガルに伝わる民話からとられたらしい。オオカミのとぼけたような、諦めたような顔がいい。お腹をすかせ大きな石をしょっていくのは、さぞかしつらかろう。でも帰りは、石は温かくていいかもね。
この石のスープ、協力を集めるための呼び水のの比喩とされるという。
同様の作品『しあわせの石のスープ』や『せかいいちおいしいスープ』がある。
困難な状況でもアイデア次第で切りぬけれられるとか、奪い合うのではなく助け合ってみんなで幸せになろとか、自己啓発的でもあり、宗教的でもある。
けっして、だますだけでなく、知恵を使いみんなをその気にさて喜ばすという奥が深い民話である。
日本の民話に似たものがないか探しているんだけど、お知恵拝借しようと検索してもヒットしないのよね。
残念至極!