徒然3行かもしれない日記

日々のこと、身体のこと、本のこと。気になることがあればコメントしてみてください。

石ひとつで

オオカミと石のスープ

『オオカミと石のスープ』はポルトガルに伝わる民話からとられたらしい。オオカミのとぼけたような、諦めたような顔がいい。お腹をすかせ大きな石をしょっていくのは、さぞかしつらかろう。でも帰りは、石は温かくていいかもね。

 この石のスープ、協力を集めるための呼び水のの比喩とされるという。

同様の作品『しあわせの石のスープ』や『せかいいちおいしいスープ』がある。

困難な状況でもアイデア次第で切りぬけれられるとか、奪い合うのではなく助け合ってみんなで幸せになろとか、自己啓発的でもあり、宗教的でもある。

けっして、だますだけでなく、知恵を使いみんなをその気にさて喜ばすという奥が深い民話である。

日本の民話に似たものがないか探しているんだけど、お知恵拝借しようと検索してもヒットしないのよね。

残念至極!

 

目がこわかった

初めて漢方外来へいった。

顔を見るなり唇の色が悪いと・・・

紫色になっていると・・・

自分ではわからないのだが。

私の体の状態は「気虚」らしい。

あてはまるもあるが、全然食欲不振ではないし、胃もたれしないんだが。

先生は、話をよく聞いてくれる人だったけど、目が笑ってなくて怖かった。

薬を処方されたので、服用して様子をみよう。

それよりも生活改善かしら。

 

 

 

 

鮮やかだ

今日は、目に緑がことのほか鮮やかで、まるで写真をみているかのように、目に映った。

屋根の赤がくっきりと青空に映えて、どうしたんだろうと不思議な感覚だった。

山の緑が濃くなり、夏がやってきたのだ。

 

それで、何年かぶりに、わらびを採った。

ちょうど一品分ぐらいはあり、ぬるとした口当たりが明日は楽しめそうである。

 

膠原病科で、脳のMRIや足の筋電図やお腹のエコーを撮ってもらったが、神経性Bでも腸管Bでもなくやれやれだが、身体の倦怠感はとれず、血液検査の肝臓の数値正常値にもどらず・・・今度は漢方外来を紹介してもらうことになった。少しでも楽になればと思う。

 

 

 

 

 

読んだことはないけれど

シナモロールの『エチカ』 感情に支配されないヒント (朝日文庫)

哲学者スピノザとその著書『エチカ』の名前しか知らなかったが、この本はあ歐とっつきやすくてかわいい。

人間関係に正解はない。誰とでもていねいに付き 合おう。

 や

毎日を清々しく過ごすための三つの心がまえ。

曲がったことをせず、誰にでもわけへだてなく接し 、いつも礼儀をわすれない。

ほんと、当たり前だけど、出来てないかも。

 

いつでもスタートライン

それでも前へ進む

『それでも前へ進む』は、伊集院静のエッセイ。

定年は原点の戻っただけという考え方になるほどなぁと思った。

自分が人生のレースを折りない限り、いつでもスタートラインに立つことができるのだと改めて認識した。

いつでもやり直せるんだと。

どうやって歩くかというと、やっぱり「坂の上の雲」を見上げることだと思う。

人生の目標というよりは、生きることの証し、標のようなものが必ず見つかる。

下を向いちゃいけない。見上げないとだめだ。 

 そう自分を鼓舞しないと。

 

 

先日、久しぶりに車に乗ったら、異臭がするので変だなと思って座席の足元を見たらなんてことはない、魚のパックがころがっており・・・・まったくなんてこったい。

もったいないことをしたと残念に思って、自分のうっかりにあきれていたところ、

今日はうっかりミスの被害にあってしまった。

眼科でレミケーの点滴を受ける予定がなんと予約時間の20分前に薬が手に入らなく、今日はできないとの電話があり・・・

せっかく休みとっているのにまったくなんてこったい。

 

黄色は希望の色

明日の色

新野剛志の『明日の色』は一気に読んでしまった。

主人公吾郎は、当初、あくどい人なのかと思ったら、そうではなく、なかなかの人情派で思いやりのある人物だった。

元ホームレスの若者、魁多も優しいアーティストだ。

魁多にとってこの絵は、重いものでの暗いものでもない。いまが悪くてもきっといつかは・・・、と希望をもつことができれば心は明るく照らされる。悪ければ悪いほど、希望を求める力は強くなる。この絵の黄色はそういう思いを表している。

いい話だった。

そういえば、「幸せの黄色いハンカチ」も黄色だ。

 

名は道を示す!

物件探偵

『物件探偵』は、不動尊子とうい宅建業者がキーマンの短編集。面白い設定でサクサク読める。尊子さんの登場シーンは少なく、今後の展開では増えるのかなと思わせるような作品。