徒然3行かもしれない日記

日々のこと、身体のこと、本のこと。気になることがあればコメントしてみてください。

眼鏡をかけたら

ぶどう膜炎で視力が落ちていたのだが、手元は老眼鏡を使っていたので、日常生活にはなんら問題はなかったのだが、運転免許更新には裸眼では無理だといわれたので、眼鏡を作った。

かけてみて運転しても見える範囲の視界は変わらないのだが、その手前はくっきり見える。

見えているのに、変な感覚がしていたのだが、老眼鏡の見える範囲のその向こうがぼーとしていたことが判明。

眼鏡をかけて家の中を歩いていると汚れが目につくようになり、掃除にいそしんでいる。

見えなくてもいいものが見えてしまい・・・でもこれが現実。あつこちかたづけている。

眼鏡をかけると視野がせまく私には不便でありがたくない結果だ。読書や新聞は老眼鏡。

遠近両用の方がよかったかな?

 

正しく生きていれば

製パン王キム・タック DVD-BOX1 <ノーカット完全版>【DVD】

韓国ドラマ「製パン王キムタック」が終了。

韓国ドラマはこれでもか、これでもかというくらい ようしゃなく主人公に困難を与えるが、一気に事態は収束に結末を迎える。

 正しく、真正直に生きていれば、人はその人についていく。

タックの師匠の最後の「人生は野に咲く花のようなものだ。散ってしまえば、その存在さえ忘れ去られる」とい言葉が印象的だ。

自分自身はまさにそのものだが、偉大なパン職人でさえそう思うなんて・・・・潔いのか謙虚なのか。大きな存在であったのに。

 「人は成功しても、失敗しても終わりでなく人生は続いていく生きるために」本当にそうだな。

 

 

スポーツは科学だ

翼がなくても

『翼がなくても』はミステリーなんだろうけど、

ミステリー要素より、交通事故で足を失ったアスリートが再起をかけた肉体改造計画は、勝つための執念があふれていて面白かった。それには、本人の努力と科学技術のサポートがあってこその勝利なのだなと。

一流になるためには努力が必要だ。

トリックにドローンが使われているのも新しい。

 

 

 

この地方の片隅で

小説 この世界の片隅に (双葉文庫)

『この世界の片隅で』は戦時下の普通の女性の生き方を

淡々と描き、それでいて平和な現代社会を有難く深く感じさせる。

 お互いを慈しみあう心が胸をうつ。

ある地方の片隅で、自分自身がなくしてしまった心かもしれない。

 

 

クマとぷー

グリフィンとお茶を ?ファンタジーに見る動物たち? 

『グリフィンとお茶を』を読んで、荻原規子が幼き頃から読書家であったことに驚いた。そういう下地があってこそ勾玉三部作などの作品が書けるのだと改めて認識する。

 

クマが冬眠から覚め、人を襲ったという新聞記事をみるたびに、獰猛なクマが絵本や物語では、かわいい存在として扱われているのか不思議であったが、1章をよんですとんと腑に落ちた。

ライオンの章では私が『ナルニア物語』入っていけなかったがかわかった、宗教性と年を取りすぎていたのだと都合のよい解釈をした。単に頭が固いせいもあるが、本に出会う時期も大切だ。

この本はファンタジーや神話、古典の読書案内としても優れものだ。

 

 

純粋に優しい人

漁港の肉子ちゃん

『漁港の肉子ちゃん』は娘の視点で母親の肉子ちやんが描かれている小説である。題名もインパクトがある。

そして、肉子ちゃん。優しく、人を疑うこともなく無垢な存在で包容力に満ち溢れている。

その親子も血のつながりはなく、出会いが生んだ親子関係で、面白い設定であった。

西加奈子の小説は、又吉さんがほめているけど、よさがよくわからず、入り込めなかったがこれは、スムーズに入れた。

心も身体も大きくてだれもが、肉子ちゃんに救われるのだろう。