徒然3行かもしれない日記

日々のこと、身体のこと、本のこと。気になることがあればコメントしてみてください。

いつの時代も

心がわり 狸穴あいあい坂

連作時代小説『心がわり』は想いを寄せる人とは身分が違い他の人と結婚する、武家の嫁、結寿の細やかな心情を描きながら難事件を解決していく連作。

人情味があり、機微の富んでいて味わい深い。

いつの時代も

自分を追いつめてはいけない、道がひとつしかないと思ってはいけない。

  人は変わる。歳月は悲しみを癒してくれる。

きっとそうだ。

おもしろき天平時代

天平冥所図会

天平冥所図会』はそうそうたる天平期の歴史人物が登場する歴史ファンタジー

三笠山はちと怖かった。

主人公の戸主があっけなく命を落としてしまうのが、なんでやねんと思ったがそういうことだったのね。

宇佐八幡の一言主の神さんと戸主の酒を酌み交わしての重大な世間話(?)のシーンはなかなか楽しかった。

こういう小説があるとぐーんと天平時代が身近になる。

いつの世も

この世は生きるに値する世だと。

 

雨と詩人と落花と (文芸書)

『雨と詩人と落花と』は江戸末期の漢詩人の夫婦愛を描いたしみじみとした物語。

人を慈しむこと、すなわち仁の心をテーマに妻がみごとに夫を支える。そしてその夫である詩人も深い仁の心を持つよになる。

誰かに慈しんでもらえば 生きていけるのです

美しい漢詩と深い情愛に満ち溢れた美しい作品だった。

ひとを慈しむ心において尊いのだ 

 

つちくれさん

つちくれさん

『つちくれさん』という題名が面白かったので手にとってみた。

発掘時の研究のために土くれとう言葉があだ名とは。

ユニークなキャラクターの設定が良かった。

土は静かに真実を語る。

生きている間は生きてなあかん 

ほんまにそうだわ。 

ラーメン次郎系

酷暑もどこかへ去っていき、少ししのぎやすくなったのでラーメン巡り。

打ち止めは豚骨野菜(もやし)たっぷり次郎系ラーメン。

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麺賊というだけあって、豪快で野菜など大盛サービスでうれしい。もやし、ちと冷めててシャキシャキ感もなく少し残念。

 麺は太麺で食べごたえあり。

豚骨は繊細さに欠ける。