徒然3行かもしれない日記

日々のこと、身体のこと、本のこと。気になることがあればコメントしてみてください。

国道食堂

国道食堂 1st season (文芸書)

『国道食堂』は帯にあるそのまんまの小説。

元プロレスラーの優しいおじさんが美味しい料理を作る。

国道食堂に通う人々の縁がつながり物事が運んでいく。

「ご飯を食べて、働いて、日々を生きていく」そのご飯がおいしければ幸せ。

配置薬ルート営業マンんの二方将一のリング一人芝居見てみたいものだ。

なかなか憎い小説だった。

ホラー  どろどろ

葛橋

久しぶりに坂東眞砂子さんのものを読んだ。

『葛橋』は3つのお話からなるホラー。

表題の作品より「恵比寿」いっとう面白かった。

海からきたものは恵比寿さまというにしえの漁師の教え。

海から拾ってきた龍涎香を売ろうとすることによって起こる不幸。

人生、誰にとっても不公平であり、不公平であるがゆえに公平なのだ。

この一文は真理だ。

 

 

 

キャロリング

キャロリング (幻冬舎文庫)

キャロリング有川浩。久しぶりに読みました。

クリスマス倒産する子供服メーカー。離婚。誘拐。恋愛など内容が盛りだくさん。

さくさく読めて胸を打つセリフも多く、パーピーエンドで、クルスマスに読むにはみってこいの小説。若い人向け。

 

ここ屋

『キャベツ炒めに捧ぐ』井上荒野

美味しい総菜屋「ここ屋」で働く60代の女たちの日常を料理とともに描く。

江子さんのキャベツ炒めに込められた切ない思いや麻津子さんの一途に人を想う心や、郁子さんの亡くした息子を悼み続ける哀しみ。

それぞれ3人がいろんな重い心をもちながらも、お互いに踏み込みすぎず美味しいお惣菜を作って生きていく姿がたんたんと描かれる。

人生はこんなものかもしれないと思わせる本。

野菜や料理ひとつひとつに物語がある。

江子のモットーは「攻め」。強い人である。

札幌ラーメン 最高

さっぽろ純連 醤油味2人前生ラーメン

純連正油ラーメン、すご~く美味しかった。

見た目は塩っぱそうで、濃いなーと思っていたら、こくがあって、今まで食べた醤油ラーメンとは全然違った。

居ながらにして、札幌ラーメンが味わえる。最高。