徒然3行かもしれない日記

日々のこと、身体のこと、本のこと。気になることがあればコメントしてみてください。

悼む人

『壁の男』は悼む人だったのだ。 ノンフィクションライターの興味は読者の興味でもある。 次々に真実が解き明かされ、そうだったのかと感心しきり。 壁に絵を描きながら鎮魂の儀式をしていたのだ。 才能があるからって、ただそれだけで人の価値が 決まるわけ…

悼む人

『壁の男』は悼む人だったのだ。 ノンフィクションライターの興味は読者の興味でもある。 次々に真実が解き明かされ、そうだったのかと感心しきり。 壁に絵を描きながら鎮魂の儀式をしていたのだ。 才能があるからって、ただそれだけで人の価値が 決まるわけ…

摩利支天のような人

『まりしてん誾千代姫』は大河ドラマになるといいな。 女城主直虎があったが、この誾千代姫も凛々しく強くて優しい。 強くなければ、優しくなれないものだが。

友を待つ

『友を待つ』は元週刊誌記者を主人公にした記者ミステリー。 読後感も良く、きれいにまとまっていた。 映像化したら面白いだらうな。 友を待つ。いい言葉。

義に生きる

葉室麟の描く武士たちはおしなべて凛としたたたずまいがあり美しい生き方をしている。 この『無双の花』の立花宗茂もそうである。 義を貫き決して人を裏切らず戦い抜く。 その妻もまた、ひたむきで素晴らしい。

サスペンスの王道

『青光の街』は読み出したら止まらない。 ブルーライト・タウンはイルミネーションに彩られた美しい街ではなく、怖い街だ。自己中の欲望では幸せになれないよね。当たり前だけど。 柴田よしきの作品は面白い。 秋の夜長にもってこい。

初読み

『メガネと放蕩娘』はまじめに町興しを捉えた作品だ。 ガレージ商店街は多いし、我が町の商店街もごたぶんにもれず・・・。 新しい風を起こすことは大事。 官民一体となって、若い人たちを巻き込んで商店街をもりあげていってほしいものだ。 この作家さん、…

義経よみがえる

『ギケイキ』は義経自身が自分の越し方を語る超娯楽歴史小説。 エンタメで義経が身近に感じられ、源氏の戦乱の世がわかいやすい。 最初はおもしろおかしかったが、いかんせん、若者向けかな? 若い世代にはいいかも。

ほしいも日和

久しぶりの秋晴れ。 今日は初めての干しいも作りに挑戦。 といっても蒸して、干すだけなんだけど。 天日が応援してくれるよう。 美味しい干しいもができますように。 今日は、干しいも日和。

箱山大膳かっこいい

葉室麟の描く作品の主人公は凛としていて かっこいい。 まさにこの『鬼神の如く』の大膳もそのひとり。

筆跡は性格を表す

軽いミステリィでサクサク読めて面白い。 天才筆跡診断士のキャラクターがいい。 助手、真子の心のつぶやきが書かれていて、それがいらないなと思ったんだが、若手の読者にはそれがいいのかも・・・

いつの時代も

連作時代小説『心がわり』は想いを寄せる人とは身分が違い他の人と結婚する、武家の嫁、結寿の細やかな心情を描きながら難事件を解決していく連作。 人情味があり、機微の富んでいて味わい深い。 いつの時代も 自分を追いつめてはいけない、道がひとつしかな…

おもしろき天平時代

『天平冥所図会』はそうそうたる天平期の歴史人物が登場する歴史ファンタジー。 三笠山はちと怖かった。 主人公の戸主があっけなく命を落としてしまうのが、なんでやねんと思ったがそういうことだったのね。 宇佐八幡の一言主の神さんと戸主の酒を酌み交わし…

『雨と詩人と落花と』は江戸末期の漢詩人の夫婦愛を描いたしみじみとした物語。 人を慈しむこと、すなわち仁の心をテーマに妻がみごとに夫を支える。そしてその夫である詩人も深い仁の心を持つよになる。 誰かに慈しんでもらえば 生きていけるのです 美しい…

つちくれさん

『つちくれさん』という題名が面白かったので手にとってみた。 発掘時の研究のために土くれとう言葉があだ名とは。 ユニークなキャラクターの設定が良かった。 土は静かに真実を語る。 生きている間は生きてなあかん ほんまにそうだわ。

ラーメン次郎系

酷暑もどこかへ去っていき、少ししのぎやすくなったのでラーメン巡り。 打ち止めは豚骨野菜(もやし)たっぷり次郎系ラーメン。 麺賊というだけあって、豪快で野菜など大盛サービスでうれしい。もやし、ちと冷めててシャキシャキ感もなく少し残念。 麺は太麺…

海に囲まれて

『人生教習所』は小笠原を舞台に自己啓発セミナー、小笠原塾に集う人たちを描いたもの。 自分の生き方を再構築するためにさまざまな人たちの心情が描かれる。 まさに私自身もこのセミナーに参加しているようなものだ。 小笠原の歴史などもくわしく触れられて…

旧暦七夕

酷暑も一休み。 買いものついでに、七夕祭りへ。 今宵も曇空。一年に一度の逢瀬は?

神にとりつかれる

『鬼神の狂乱』は、史実を踏まえ世の中には理屈では考えられない奇怪なことが起こるということを教えてくれる。 ハーピーエンドで面白かった。

働き蟻の法則

『パレートの誤算』は読み応えあり。 毅然とした主人公。公僕の使命感などなかなか面白かった。 人の人生が、数字の羅列である法則に当て嵌まるとは、聡美は思えなかった。 人の生き方は数字じゃ割り切れないよな。 いろんな可能性を秘めているんだものね。

やり直しの2本目

『ダブルフォールト』は、悩みながら殺人事件の弁護をまかされる新米弁護士の法廷小説。 真実を求めすぎ、傷つき、失敗する。 それは、1本目のサーブを失敗しただけて、やり直しの2本目がある。 テニスはダブルフォールトでおしまいだが、人生には 何度で…

まん丸じゃなかった。

久しぶりに31アイスを食べた。 「ゲンバヒト」のTVで笑顔とまん丸アイスが売りだと言ってた。 ミニオンズのアイスは美味しくて、サービス価格でお得だっだけれどまん丸じゃなかった。少し残念。

ひょうたん公園

『公園であいましょう』は昼下がりの公園に集まるママさんたちやその夫などのちょっとした過去の興味深いエピソードがはさまれていて面白い。 ひょうたん公園で会ううちになんとはなしに親しくなり繋がっていく。 人間にも役割がある。 赦さなければならない…

パンと犬日和

『パンとスープとネコ日和』は食堂を経営していた母の死を契機に会社をやめ、新たにスープとパン(サンドイッチ)の店を始める。開店直後、捨て猫を拾う。 その愛猫を喪失し失意の念にかられるが、再生を果たす物語。 愛猫家には涙する物語であろう。 店のボ…

一途に

『アンダーカバー』は無実の罪を着せられた若手企業家が自力で真実を追いかけるスリリングなサスペンス。 カリスマ経営者のページはとても面白く読んだ。舞台はイギリス、イタリア、アメリカと動くのだが、どこかでつながるとわかっているので、イギリスの麻…

縁は味なもの

『ふたりみち』はうまくまとめられていて、最後の一行に集約されていく。 あちらこちらで、人との縁がつながり、人はひとりで は生きられないので、ふたりみちとなる。

さしすせそ 

『さしすせその女たち』は子育て中の働く女性たちのほとんどの人がおそらく、自分自身の姿をそこにみるのではないか。 仕事、子育て、部下育て、自分育ての中で悩みを抱えながらも前向きに進んでいく主人公がいい。 言い訳をさがすより、今後のより良い道を…

トランプ 大富豪

『スペードの3』は構成が面白かった。 2章、3章で種明かしをしてくれる。 つらい中学時代を経て、「よいよくなりたい」と素直に努力して変わったむつ美が革命を起こすスペードの3を持っていたのだな。 しかし男性作家がよく、女性心理を描いているものだ…

ラジオとともに

『ラジオ・ガガガ』はラジオに纏わる六話の短編集。 第一話の「三匹の子豚たち」と六話の「音にならないラジオ」がよかった。 自分は思っていた以上に不器用な人間だった。人に何も言ってなかった。何も伝わっていなかった。だけど、今それを言わなかったら…

「やってみなはれ」

『琥珀の夢』はサントリーの創業者、鳥井信冶郎の夢に向かって邁進する姿を描いた小説である。 さずが、創業者ととばれる人はすごい精神力の持ち主である。 人が休んどる時に懸命にやれるかやれんかが商いのわかれ道やよってな とあくなき追求をする。 そし…