徒然3行かもしれない日記

日々のこと、身体のこと、本のこと。気になることがあればコメントしてみてください。

本のこと

口は禍のもと? 口にチャック!

『くちぬい』こわ~。 この作品は、作者の体験をもとに過疎化した田舎の共同体を舞台に都会から移住して来た人が、村から苛めにあい悲惨な結末を迎える救いのない作品である。 少しのボタンの掛け違いや、郷に入っては郷に従えの言葉を守っていれば、未然に…

点が線に繋がる

物語の舞台は南太平洋のイリアキ王国。そこに伝わる砂絵。 そこから、物語は始まる。 現在イリアキリゾートに勤める日本人、明治末期の移民工夫、戦時中の特攻隊兵士。 三つの話がたんたんと語られていく。 正直、移民の話や特攻隊の部分は読み飛ばしてどう…

遊園地、久しくいってないなぁ!

『遊園地に行こう!』は遊園地働く若者の姿を描いたお仕事小説。 夢を求めてステップアップしょうとしてもがく、アルバイト。 人に夢を与える遊園地の舞台裏が分かり前半は面白かった。後半ミステリーぽくなり、アルバイトをうまく采配する魔女がかっこよか…

傀儡 くぐつ

久しぶりに坂東眞砂子の本を読んだ。 『傀儡』は難解だったが、人は「目には見えない道を進んでいかなければならないこと」や、どんな災難やつらいことがあっても、「何とか生きて」いき、「人は別れ、出会う」ことができるのだ。 どんなにつらくても、春は…

和歌山カレー事件

『悲素』は和歌山カレー事件の解決に至るまでをドキメンタリー風に描いた医学ミステリー。 地元の刑事と衛生学教授の地道で真摯な姿勢が素晴らしい。砒素中毒の専門用語のところは読みとばしたところもあるが、それにしても、容疑者は、毒に毒され心を無くし…

ほんと、長い一日

『脇坂副署長の長い一日』は文字通り、事件解決に向けてひた走る脇坂副所長の奔走を描いた長い一日の警察小説。371ページだが、ノンストップで、読ませる。読ませる。親の背中を見て子どもが育つという決定版でもある。

前向きに

『戦うハニー』は男性保育士の青春お仕事小説である。 正義感があり心優しい主人公が同僚や、保護者にもまれながら前向きに進んでいくという、読みやすい物語。 園児の保護者とぶつかったとき、相手を非常識だと考えたが・・・・・・・・非常識と切り捨てず…

かび???

かび 作者: 山本甲士 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2016/06/17 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 『かび』は最初は、夫の公務災害を勝ち取ろうするのかと思いきや、その妻の行為がとどんどんエスカレートして悪だくみの深みに陥り、自滅し…

紙一重

神苦楽島〈上〉 作者: 内田康夫 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2010/03 メディア: 単行本 購入: 2人 クリック: 6回 この商品を含むブログ (4件) を見る 神苦楽島〈下〉 作者: 内田康夫 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2010/03 メディア: 単行本 購…

人間賛歌

もらい泣き 作者: 冲方丁 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2012/08/03 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 1人 クリック: 6回 この商品を含むブログ (9件) を見る 『もらい泣き』は泣けるいい話のオンパレード。 ついついもらい泣きをしてしまう。 ど…

ひとつ屋根の下でなくとも

よっつ屋根の下 作者: 大崎梢 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2016/08/17 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (4件) を見る 『よっつ屋根の下』は、家族が離れて暮らすようになっても、色んな考え方があっても、繋がっていけるという…

面白ミステリー

内田康夫ベストセレクション 皇女の霊柩 作者: 内田 康夫 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング) 発売日: 2011/03/01 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 『皇女の霊柩』は歴史ミステリーでさくさく読めて面白かった。でもすごい…

感謝の気持ち

『小説家の姉と』は優しい文体で書かれていて、女性が書いた作品みたいだ。まあ作家だからどのようにも表現できるだろうが。 心の残る文章(言葉)がある。 「親に感謝したりするのは、やはりそこから、生まれ育った場所から離れてからなんだ。そしてそうや…

後悔の色はブルー

『真実と後悔の色』は、最初は読みずらかった。 主人公の西條さんがあまりにも違っていたからだ。 というのも、2作目の『宿命と真実の炎』を先に読んだからだ。正義感が強いのはそのままだが、傷ついた心を持って、後悔しながら生きている2作目の西條さん…

なんとはなしに

読んだものは、角川文庫ではなく単行本の方なのだが、この本しかヒットしなかったもので・・・・ 『古事記』は話の内容はところどころ、知ってはいるが、神さんの名前がわかりにく(覚えられない)て、いまいち面白みがわかず、神様から天皇へと続いていくの…

人間の命運は些細なことで分かれる

『乱反射』は些細な自分勝手な行動がひとりの人間を死にむすびつくということがテーマの小説である。 登場人物のそれぞれの自分勝手な行動、考えが描かれそれぞれがひとつの事故へと繋がっていく。 最後に救いがあってよかった。

おおらかに、寛容に

『注文をまちがえる料理店』を読む。 すべての人が、おおらかで、寛容であれば、認知症の人たちだけでなく、すべての人が生き安かろうと思う。 でも、四六時中、家で介護している人にとっては、なかなか、困難なことだろう。

柔らかな脳

『三途の川で落しもの』は題名に惹かれなにやら面白そうな予感が。 冥界フィァンタジーで、発想豊かな物語。 若い世代にはさどや、楽しかろう。 それでいて、命の重みを考えさせてくれる。 奪衣婆がダ・ツ・エヴァになるなんて、新種の神話の女神?なんて思…

正義感

『宿命と真実の炎』は文句なしの面白さ。 細工がちりばめられどうつながりまとめられるのか。 女性刑事の正義感。いつまでも失われないでほしいものだ。 最終章の武井の話はなんと利己的なのか。こんな人いるのかと唖然とした。 前作の『後悔と真実の色』読…

美しい言葉

『いとま申して』はペラペラとしかページをめくれなかった。 作者の父の辞世の句 「いとま申して、さらば」と皈り行く 冬の日の、竹田奴かな 「いとま申して」という言葉、しみじみ美しい

前進、前進

『生きていくあなたへ』は人は生きて行かなければならないことを教えてくれる。 感謝に満ちた気持ちで、キープオンゴーイング。 前進また前進を、私達は続けなくちゃならない 喜びと感謝でキープオンゴーイング。

水と炎 

『水底の棺』は小松という貧しい少年が、人との出会いを通して成長していき、自分たちを苦しめてきた狭山池の灌漑工事をやりのける。そして、焼き物師として自分の道を切り開いていくとう歴史小説。児童書だけど読ませます。 少ない水を求める農民。ため池の…

理想的な家族

『小さな家のローラ』は『大草原の小さな家』の原作を安野光雅さんが絵本版にしたもの。 もっと子供向きかと思っていたのだけれれど。 『旅の絵本』のような感じで文章も入るのかと。 ちょっと残念。 小学生のころ、TVで『大草原の小さな家』を見ていて、ロ…

途中の一歩

『途中の一歩 下』 面白く読んだ。 すごーくうまくまとまり過ぎな感じはあったが、みんなハッピー、ハッピーエンドで、〇(まる)。

一歩づつ

『途中の一歩』は、同世代の人が読めばもっと面白いだろう。 「ね?人生で大事なのは、途中の一歩なんですよ・・・・・」 歩きだせば、途中の一歩が大切になるだらう。 軌道修正をしたり休んだり、でもまた、一歩づつ歩きださないといけない。 たとえ、歩み…

生きるのではなく活きる

『秀吉の活』目次をみて、もっと面白いなかと思って読みはじめたが、 どなたかも、かかれていたが、コミックであればと思ってしまった。 「生きるではなく、活きるでないとならん」 「つまり、同じ”いきる” でも全然違う・・・・」 「つまりたくさん考えて、…

あとみよそわか

「あとみよそわか」という言葉を聞いたのは、小学校の道徳の時間だったか。 最後まで、きちんと掃除したか最後にもう一度確認するためのおまじないの呪文だけれど、日常生活のあらゆる場面で重宝している。 幸田文の父、露伴が厳格な人で厳しく娘の文をしつ…

祝 直木賞

未読なんですが『銀河鉄道の父』、直木賞受賞作ということで、面白いんだろうなとおもいます。 新聞記事で、作者のお父様が歴史好きで、慶喜となずけられたとか、いずれ徳川慶喜を新しい切り口で書かれるのだろうな。楽しみ。楽しみ。 この方の歴史小説を読…

家康ってすごい、天下人だったのね。

『家康、江戸を建てる』はもっと、家康が登場してくるのかと思いきや、家康は外堀だけで、そこには、家康に見出された自分の仕事に誇りを持ち秀でた仕事人の男たちの物語であった。花のお江戸の礎を築いた素敵な日本人がいたことをうれしいというかすごいな…

強気なもんだ

ページをめくるたびに美しい花火がみられる楽しい図鑑。 今日はどんと焼きで、打ち上げ花火が上げられ強気な日である。 冬の花火は空気が冷たく凛としてなお美しい。