徒然3行かもしれない日記

日々のこと、身体のこと、本のこと。気になることがあればコメントしてみてください。

本のこと

石ひとつで

『オオカミと石のスープ』はポルトガルに伝わる民話からとられたらしい。オオカミのとぼけたような、諦めたような顔がいい。お腹をすかせ大きな石をしょっていくのは、さぞかしつらかろう。でも帰りは、石は温かくていいかもね。 この石のスープ、協力を集め…

いつでもスタートライン

『それでも前へ進む』は、伊集院静のエッセイ。 定年は原点の戻っただけという考え方になるほどなぁと思った。 自分が人生のレースを折りない限り、いつでもスタートラインに立つことができるのだと改めて認識した。 いつでもやり直せるんだと。 どうやって…

黄色は希望の色

新野剛志の『明日の色』は一気に読んでしまった。 主人公吾郎は、当初、あくどい人なのかと思ったら、そうではなく、なかなかの人情派で思いやりのある人物だった。 元ホームレスの若者、魁多も優しいアーティストだ。 魁多にとってこの絵は、重いものでの暗…

名は道を示す!

『物件探偵』は、不動尊子とうい宅建業者がキーマンの短編集。面白い設定でサクサク読める。尊子さんの登場シーンは少なく、今後の展開では増えるのかなと思わせるような作品。

ほんま笑える

『笑える日本語辞典』は笑える。 今時の日本がよくわかるし、薀蓄たっぷり 日本語最高!

猫といえば

『本を守ろうとする猫の話』はしゃべる猫が出てくる。 この本の帯に夏川版『銀河鉄道の夜』と紹介されていたが、私の頭には????。 夏川草介=夏目漱石、猫=『吾輩は猫である』だし なんでだろ。この作家が宮澤賢治も好きだからなのか。 とにもかくにも…

残念な

『くまのプーさん心を見つめる言葉』 かわいくていい本なのに、論語本文が一緒に記載されていないのがすご~く残念。 もったいない本だ。

季節はずれ

『クリスマス・ストリーズ』は盛り沢山なお得な本。 三浦しをんの『荒野の果てに』が、傑作。おもしろかった。 こんなタイムドラベラー楽しい。 自然に人助けが出来るののも、クリスマスだからなのかな?

ノンフィクションみたい

『竜と流木』を読了。 動物の種を残すという本能はすごい。 そして、人間のエゴも。 生態系を狂わせるとどんなことになるのかを思い知らされる。 予測不可能なことだったのだ。そんな過ちを人間は一生の間にいくつかは犯すものだ。肝心なのは、その結果に責…

大人のほうが受ける?

この野菜忍列伝シリーズとても面白い。『風雲しょうが丸』も最高。 おいしい山菜も山賊で、人相(菜相か)悪いし。 灰汁(悪)があるからか。 あくぬき温泉あれば人間も悪抜きできるのに。

想像力は無限大

『狐霊の檻』は廣嶋ワールド全開。 富と権力をほしいままにするため、阿豪家は狐霊、あぐりこを閉じ込める。その守り役として連れてこられたのが千代という孤児。 あぐりこの「つらかったね」の一言が、千代を救い、千代もあぐりこの幸せを願い檻から出して…

でんでんむしのかなしみ

『あなたの空洞』は震災後のキズを負った人々のそれぞれの行き様を描いた短編集。 こてを読んで『でんでんむしのかなしみ』を思い出すた。 悲しみはだれにでもあるということを。 でも未曾有の地震を経験したことの人たちの深い深い悲しみはその人たちでない…

平成版 細雪?

『あの家に暮らす四人の女』は読み始めは面白かったのだが、だんだん間延びした感があり読み飛ばしてしまった。 「定型や典型とういものがない、それが家族だ」 と言う言葉が印象的だった。 この四人もまた新しい家族の姿なんだな。 いいな。こんな家族。 物…

下剋上女子

『私にふさわしいホテル』は新人作家があふれんばかりの野心をもって、あの手この手で、大物作家になって栄冠を勝ち取るサクセストリー。 サクサク読めて、ドラマにしたら面白いだろうな。 作家が実名で出てきたりするし。 主人公役はふたりになるかしら・・…

さすが本屋大賞

『蜂蜜と遠雷』は初めから引きつけられる。 登場人物のネーミングも面白いし。 まだ読み初めなのだが・・・・・ 「快楽と嫌悪は表裏一体だ」 という言葉の重みが突き刺さる。 それにしても韓国ドラマにはまってしまって なかなか本を読めないな。とほほ。

想像力

『命の意味 命のしるし』は 人間だけでなく、命の尊さ、なぜ生きるのかをを問うている。 人間とチンパンジーの赤ちゃんとの違いを チンパンジーにとっての世界は、つねに自分から見た世界でしかない。ところが、人間の子どもは、あるとき、自分から見た世界…

縁もゆかりも

『もう教祖しかない!』はエンタメミステリー。 新宗教+優秀なビジネスパーソン+人助け ベンチャー企業を成功させるなら、悟りを開き教祖になるしかないという面白い究極の発想。 話は二転、三転し面白かった。 『縁』を紡ぎ続ければ、必ず道は開けます まあ…

介護より介抱のほうが優しいかも

『銀の猫』はお江戸の訪問ヘルパーを主人公にした人情物語。時代は違えど抱えている問題は現代社会と同じだ。 死ぬ時は皆、独りです。たった独りでその恐ろしさに耐えるんです。それだけはいかに孝行な子がいても、誰も代わってあげられない。だからそばにつ…

正義とは 平和とは

『砂漠の影絵』は濃密な作品である。 フィクションでありながら、ノンフィクションのような臨場感あるれる筆致で読ませていく。 正義を貫き平和を求めることが国、民族、思想によってこんなにも異なるとは・・・・・ どんな人にも命はだだ1つしかないものな…

白い?? 衝動

『白い衝動』は小中一貫校で働くスクールカウンセラーを主人公にしたミステリーである。 人間の心の闇の部分に食い込んだ心理小説。おもしろかった。カウンセラー自身も衝動をもち、それに折り合いをつけていたのだ。 白い衝動とはなんぞや?思ったが殺人衝…

本は繋ぐ

『本バスめぐりん』はまさにコージーミステリーだなと思う。 この本でコージーミステリーという言葉を初めてきいたのだが。 でも『モモ』の中身はこれからも変わらなくて、ふらりと手に取り開いたら、大好きな世界がそこにある。そういうの素敵ですよね 本と…

土に還る

『土の記』は私にとっては、とても読みずらかった。 主人公の独白。自問自答。そして最後は村を襲った土石流にのまれ命を落としてしまうという以外な結末。 人生のはかなさ、自然の怖さを描いているのか。 難解だ。人生そのものも難解だ。 この作家の初期の…

美しい手紙

『ツバキ文具店』を読んで、美しい文字で書かれた心のこもる手紙はいいものだとしみじみ思う。 名は体を表すとうが文字は美しい心を表すものだ。 字がへたな私は心を込めて丁寧に書くしかあるまい。 しかし、手紙書くことしなくなったな。

答えがみつからない

『最初の質問』美しい詩の絵本である。水彩の優しいタッチの絵が添えられて、詩によくマッチしている。 初めて読んだときは質問に答えられなかった。 今でも全部に答えがでるわけでもない。 人生の材料は? いちばんしたいことは何 と、自分自身に問いかけて…

未来へ

『罪の声』は自分が記者になったかのように読める 面白い小説。ノンフィクションのように思ってしまうほどである。 真実を知ることは残酷である。 でもそれが新しい未来につなげることで、真実を確かめる記者の生き様が素晴らしい。 何もしらずに声を使われ…

てっきり!

『粘菌生活のススメ』ねんきんと聞けば年金しか思い浮かばす、それに生活とつけばつつましく過ごす極意を紹介する本かなと思う。それだけに、題名につられてしまう人も多いかも。 粘菌の名前は○○ホコリといってかわいい音感の名前だなと思ったのが、よくよく…

面白いです!

『ザ・万字固め』は万城目学のエッセイである。 『鹿男あおによし』『鴨川ホルモー』『プリンセストヨトミ』など、どれを読んでも面白くて笑いだしそうなシーンがあるが、エッセイもこれまた最高である。 想像力豊かで、楽しい人なんだろうな。 いいな~。 楽し…

本当ですか?

『水からの伝言』は氷結の結晶の写真集である。 雪の結晶は、肉眼で降っているときにみたことはあるが、 湧水や水道水の結晶は初めて見た。 きれいな水は結晶も美しい。美しい音楽を聞かせた水もきれいな結晶をつくる。 そういえば、お酒も音楽を流して作る…

知らなかったな。

『飼い食い』を読む。 作者のバイタリティに圧倒される。 知的好奇心満載。 畜産業者さんたちが、畜魂祭を毎年執り行っている(くださっている)とは知らなかった。 ベジタリアンのかたたちはいいとしても、私たち(消費者)をも代表して行ってるんだと・・…

こんな日があれば

『今日は死ぬのにもってこいの日』 天寿を全うし(長生きできなくても)寒くもなく暑くもない日に、そういう日が来て、自分自身がすべてのものに、感謝していきたいものである。

心がなえると

心がなえると茨木のり子の「自分の感受性ぐらい」を 思い出す。 ぱさぱさに乾いてゆく心を ひとのせいにはするな みずから水やりを怠っておいて ・・・・・・ 自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ と自分を叱咤する。 これは私に向けられたものだ。 強…

ご機嫌さん

『樋口可南子のいいものを、すこし』 いいものをすこしという感覚、いいなー。 歳をとればとるほどゴキゲンな人でいたい。 素直にいろんなことに楽しく感動する人でいたい というのは名言だ。

菜の花忌

2月12日は父の命日。 くしくも司馬遼太郎さんと同じなのだ。 私も姉も父の年齢を超えた。まだまだこれからだったのにと思う。 『二十一世紀に生きる君たちへ』は、 司馬さんの熱い思いが満ち溢れている、本である。 「自己を確立し、自分に厳しく、相手に…

すべての人が

『ワンダー』 読もうと思って気にはなっていたのだが中々手にとることができなかった。 やっと読み終えた。 重いテーマの作品ではあるが、作者の深い愛情があるせいが暗くなく、(ちょうと違うかな?)赤裸々にみんなの感情が描かれている。 とにもかくにも…

おいしそう!

『バルサの食卓』は、上橋菜穂子の小説の登場する料理を再現したものである。 どれもこれもおいしそうで食べたくなる。 よくもファンタジーのなかで、いろんな食べ物の名前まで構築するものだ。御本人も美味しいもの好きなんだな。 だれもがそうだけれど。 …

ほぐす

吉野弘の詩はストンと心に落ちる作品が多い。 なかでも「ほぐす」という詩は一番だ。 紐であれ、愛欲であれ「結ぶ」ときには結ぶとも気づかぬのではないか ほぐすときになってはじめて結んだことに気がつくのではないか きっとそうなんだろう。胸にささる。 …

闇があってこそ

『ひかり生まれるところ』は神職として働く女性を主人公にした物語。 「光はね、闇のなかで生まれるのです」という言葉や 「誰のもとにも、新しい春が来ている」という一文がとてもいいと思った。 この本のあとがきもいい! 一陽来福 早く春が来てほしい。

謹賀新年

『君の声を聞かせて』はとても美しい小説。 詩のような、音楽のような。 作者は新見南吉が好きなんだろうな。 みんなかなしみを背負って生きている。 でんでんむしのように。 笑門来福 福を取り込みたいものだ。

黒豆を煮ながら

『笑う招き猫』は山本幸久。 面白いんだけど、サクサク読めないなーと思っていたら、 筆の勢いがやはり違うのかしらん。デビュー作だった。 アカコとヒトミの駆け出し漫才コンビが挫折しながらも、漫才で生きて行こうとする話だが、その後の展開のほうが気に…

5回目終わったものの

19日ニレミケード5回目が終わった。 視力検査の結果、少しよくなっているようだ。 自覚はないが。眼の方はおまのところは安心。 この日からイスコチンの服用を中止しているが、倦怠感は、少しひどくなっているように思う。忙しい仕事をしているわけではな…

結願の果てに

久方ぶりに篠田節子の作品を読んだ。 ぐいぐいと読者をその世界に引き込んでいかせる面白い作品が多いので好きな作家のひとりだ。 でも『冬の光』は主人公になじめなかったせいか なんだかなあと思う。 娘にとって父の死が事故であったのは救いだが・・・・ …

線香花火から火花

『夜を乗り越える』を読んで又吉さんが、ピースの前に「線香花火」とうい漫才コンビだったということを知りました。淡くて優しく一瞬の輝きの線香花火。 それが『火花』によってスターマインの打ち上げ花火になり、一貫しているんだなあと思いました。次はど…

人は繋がらないと・・・・・

『明るい夜に出かけて』は、あるトラブルで大学を休学中の学生。コンビニでバイトしながら、自分自身を見つめななおそうとする、深夜放送が大好きなラジオのリスナーでもある。 リスナーの世界では有名なネタ投稿の職人だった。 夜のコンビニで、店員と客と…

退化して進化したのか? 

難しいことは、さておき『進化くん』はどのページを見ても、生きていく煩わしさを忘れさせてくれるような生き物の面白い写真集。 この表紙イカさんです。ゴマホウズキイカだそうです。 <駆け足で 冬将軍きて ため息つく>

美しい図鑑

優しくて美しい本である。 『ときめく貝殻図鑑』はカタカナで貝殻名が書かれ、ページの下の部分に漢字で表記されれいるのも、貝殻名が一目瞭然で楽しい。 貝殻収集なんてできそうにないので、これ一冊手元にあると見ていて癒される。 <木枯らしや こころの…

なんとなく生存中

『さようならクリームソーダ』は、美大生たちの青春小説である。 みなさんの青春はどんな味の飲物なんだろう。さしずめ私は、はるか昔にことだけれど、大学近くの喫茶店のオレンジを絞ってつくられたフレッシュなオレンジジュースかな・・・あれは美味しかっ…

これは面白くて、すご~い!

『へんな生きものへんな生きざま』この本はページをめくるごとに驚き、まあ、自然界には不思議なきものがこんなにも多く生息しているのだと感心しきりとなる。 美しい生き物の本である。その紹介文も楽しい。 この表紙のハダカデバネズミさん、毛皮あげたい…

絶賛生存中

『困ってる人』の作者は本当に強い。 想像を絶する最悪の困った状況なのに・・・・ 絶望せず、生死の境をさまう事態になっても、おおらかに文章化する。 前向き難病女子の壮絶悲壮なのに、エンタメに仕上がっている。天性のものがあるのかな。 すごいバイタ…

濁点ひとつで・・・・

『ぜつぼうの濁点』は濁点さんが自分の濁点をはかなんで飛び出し、きほう(気泡)にとっついてきぼうになるという、かなの国のおはなしである。ことば遊びでおもしろいユニークな絵本だ。 でもそのまま、ぜつぼうから濁点が飛び出せばせつぼうになるからポジ…

読んでみました

芥川賞受賞作だから、『コンビニ人間』読んでみた。 コンビニでしか働けず、その場所でしか生きられない、コミュケーション不全を抱えている主人公。 理解しにくい登場人物がでてくるが、みんな生きづ らさをを持っている現在社会の投影なのか。 芥川受賞作…