徒然3行かもしれない日記

日々のこと、身体のこと、本のこと。気になることがあればコメントしてみてください。

癒しの若葉荘

『若葉荘の暮らし』畑野智美 40歳以上の独身女性限定のシェアハウスでの暮らしを綴る。 諸々の事情で経済的に一人で暮らしていけなくなった人たちが暮らせる若葉荘。 こんなシェアハウスあったらいいな。

差配役

『藩邸差配役日日控』砂原浩太朗 江戸藩邸の差配役の質実な仕事ぶりを描く。 何でも屋と揶揄されるが誰にもできない大切な役目だと父から教えられ忠実に果たす姿は清々しい。

本当の人生

『あなたの本当の人生は』大島真寿美 ジュニア小説の大作家と秘書、そして作家になりたい弟子のそれぞれの人生。 本当の人生ってなんだろう。選択ちがいで人生が変わる。 私の本当の人生とは?・・・・考えさせられる。

掬い掬われる

『掬えば手には』瀬尾まいこ 大学生の梨木君。辛い想いを抱えている人に手をさしのべようとする心優しき人。 平凡な自分が悩みだったが、人と出会うことによって、その人たちの想いに手を差し伸べることによって自分自身も変わっていく。 人を掬い掬われる(…

とりどりみどり

『とりどりみどり』西條奈加 大江戸、廻船問屋の5人の兄妹。それぞれ、母親が違っていたり、父親が違っていたり・・・それでもお互いを思いやる気持ちがある。 優しい頼りがいのある兄とにぎやかな3人の姉を持つ鷺之介の悩みとは・・・ 楽しい時代小説。

海の教場

『海の教場』吉川英梨 海上保安庁の教場が舞台。 指導官とその海上保安庁の同期の癌におかされた女性操縦士との愛情。生徒たちの想いや夢と使命。 盛り沢山でさくさく読める。熱いお話。

ワクワクする

『東京のワクワクする』大学博物館めぐり はとんど無料で楽しめる博物感ばかりで・・・ 近郊に住んでいたらなぁ。 読んでいてワクワクする。

前へ

『わが殿』上・下 畠中恵 幕末痛快小説。 福井、大野藩の殿様とそれを支える、家臣。 借金まみれの藩の経済をたておすために奮闘する家臣の生き様が素晴らしい。 何がおころうとも、ひたすら、前へ前と進む。 ドラマにぴったりだと思うけれど、もうなったの…

赤い花

『彼岸花』宇江佐真理 妹を亡くした姉の心情が痛わしぃ。 家族のためにひたすら無理をして死んでしまった妹。 哀れと寂しさを訴える赤い彼岸花。

塩ライチ

カルピス塩ライチ 美味しい。夏はこれで決まり。

佐方検事

『チョウセンアサガオの咲く夏』柚月裕子 ちょっと怖い短編ミステリー集。 佐方検事の話が好きだな。 「人が嘘をつくのは、守りたいものがあるから・・・」

せき越えぬ

『せき越えぬ』西條奈加 江戸時代。東海道、箱根の関を舞台に男の友情が熱く語られる。 久しぶりに面白く読んだ。 世の中のだれよりも信がおける。 なんと重い言葉であろう。

ほっこり

『大家さんと僕これから』矢部太郎 ぼのぼのとしていて、温かく、優しい。 癒される漫画本。 ちょうど、帯状疱疹になり、体が痛い最中、ほっこりしました。 それにしても、この疱疹の痛いことにびっくり・・・まいってます。

『いきぢごく』宇佐美まこと 戦前の女遍路の日記と現在の女性の情念を絡めて描くサスペンス。 人間の業の世界。

声の在りか

『声の在りか』寺地はるな 自分自身も言葉を飲み込むことが多いような気がするので 声を取り戻したいと願う主人公の気持ちがよくわかる。

美しい生き様

『絵師金蔵赤色浄土』藤原緋沙子 幕末の土佐の絵師の生涯を描く。 道を究めて生きていく姿は美しい。

アティーシヤのお茶汲み

『今夜もそっとおやすみなさい』小手鞠るい アティーシヤのお茶汲みの項が面白かった。 アチィーシヤというお坊さんは、役に立たない人を旅のお供に喜んで連れて行ったそうな。それが自分のよりよい修業になるというので。 人間関係に困った時にはその困った…

新たな旅立ち

『たまごの旅人』近藤史恵 添乗員のたまごの主人公の旅先での仕事ぶりを描くお仕事小説。 コロナ禍の離職も含めての新たな旅立ち。 サクサク読めます。

お財布、お金にまつわるお話

『財布は踊る』原田ひ香 身近なお金の話。 主婦から不動産投資をはじめ、成功する様子がすごいなと感心。

癒される

『マイ・プレゼント』青山美智子 絵U-ku 散文のような詩のような文章と青を基調とした水彩絵。 心癒される素敵な本。 ギフトになるなぁ。

香る物語

『赤い月の香り』千早茜 天才調香師が主人公。 匂うような香る物語。 ハーブや花の香りか漂う不思議な引き込まれるような物語の世界だった。

没後七十年

『木の十字架』堀辰雄 岩清水のような作品集。 没後七十年。卯の花の時期だから、卯の花忌はどうだらう? 堀辰雄は何の花が好きだったのだろう。

遺作

『絶筆』石原慎太郎 この方の作品を読むのは絶筆が始めて。 「死への道程」の中の一文が胸を打つ。 出来得るものなれば私は私自身の死を私自身の手で慈しみながら死にたいものだ。 『暁天の星』葉室麟 葉室麟の竜馬がゆく読んでみたかったな。

踏ん張る力

『花だいこん』山本一力 ひとが生きる道てえのは、でこぼこ続きで、真っ平なことなどありゃしねえ」 踏ん張る力が欲しい。 これは自分で身に着けるべきものだけれど。

別れの時

『花ざかりを待たず』乾ルカ 父が進行ガンになり余命1年と告げられる。 その別れを前にした姉妹とその妻の想いが語られていく。 その1年も縮められ別れが近づいていく様が丁寧に描かれる。 夫の最後の言葉「ありがとうな」「お前が一番だ」 この言葉を作者…

砂の宮殿

『砂の宮殿』久坂部羊 海外の富裕層向けの自由診療向けのクリニックを経営するドクターのお話。 こんな自己中のドクター。命を守るべきはずの人が・・・

最近見た本

『愛媛県新居浜市上原1丁目三番地』鴻上尚史 飛ばし飛ばしで・・・ 印象に残こったのは 緑の家の物語は終わっても、僕の人生は続いていく。 物語は終わる。けれど思い出は続いていく。 というフレーズ。 『日本全国100駅弁』 日本のすぐれた弁当。それも…

家族じまい

『家族じまい』桜木紫乃 認知症の母の面倒をみる横暴な父親。かって家族だった二人の娘の葛藤。 かって4人家族が子供が新しい家族をもち、親は記憶もあいまいになりやがて家族はなくなる。老いるということはそういうことなのだ。 その上、娘二人の夫婦の関…

わかれ縁

『わかれ縁』西條奈加 江戸時代の理不尽な三行半。公事宿を舞台にお江戸の離婚物語。 つながる縁もあればわかれる縁もある。様々な縁によって人はいきているのだ・・・ 「物思いや情などを、外に向かって吐き出すか、内に溜め込んで素知らぬふりをするのか」…

作ってみました

ユーチューブでヨーグルトから砂糖と塩を混ぜて一晩濾すとクリームチーズが簡単に作れることを知り作ってみました。 ヨーグルトがパンに乗せられるようになり、ヨーグルトをわざわざ食べなくともよくなり時短でき、ジャム乗せで美味しいパンになりました。