『あの家に暮らす四人の女』は読み始めは面白かったのだが、だんだん間延びした感があり読み飛ばしてしまった。
「定型や典型とういものがない、それが家族だ」
と言う言葉が印象的だった。
この四人もまた新しい家族の姿なんだな。
いいな。こんな家族。
物語の語り手がカラスの善福丸に宿る主人公の父親の魂なんてなんと自由な発想なんだ。とわかったところで、??
でも、最後のおちがよかった。
私はいつも見守っている。全身で、つまり魂まるほとで、幸せを願っている。
きみたちは見守られている。私に。すでにこの世にはいない多くのものに。知らないだろう。それでいい。君たちは生きているのだから。
生ある限り、だれかが見守ってくれているのなら、安心して暮らしていけるだろう。
先日スーパーで、グリコのももとざくろのヨーグルトをみつけた。おいしくてくせになりそう。