徒然3行かもしれない日記

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黄色は希望の色

明日の色

新野剛志の『明日の色』は一気に読んでしまった。

主人公吾郎は、当初、あくどい人なのかと思ったら、そうではなく、なかなかの人情派で思いやりのある人物だった。

元ホームレスの若者、魁多も優しいアーティストだ。

魁多にとってこの絵は、重いものでの暗いものでもない。いまが悪くてもきっといつかは・・・、と希望をもつことができれば心は明るく照らされる。悪ければ悪いほど、希望を求める力は強くなる。この絵の黄色はそういう思いを表している。

いい話だった。

そういえば、「幸せの黄色いハンカチ」も黄色だ。