徒然3行かもしれない日記

日々のこと、身体のこと、本のこと。気になることがあればコメントしてみてください。

生きものがかり

警視庁 生きものがかり

『警視庁生きものがかり』は

希少動物専門の警官が書いたノンフイクション。

だれにも負けない得意技を持っている人は、文章家でもあったのだ。

希少動物の密輸入や不正登録など、しらない世界の話だったのでおもしろかった。

動物だって、保護されて手厚く世話されているのに、

子どもの虐待などどうなっているのかとふと思った。

著者の座右の銘が印象に残る。

「今日の勤めに田草を取る」

今はとにかく目の前の雑草を取り除くことが大事。この先どうなるかはわからないけれど、まず目の前のやるべきことに注力せよ 

これだけは誰にも負けないという得意技を得て、だだひたむきに今できることに挑んできたからだと思います

強い言葉で、説得力がある。