徒然3行かもしれない日記

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このミステリがすごい!

 

 

検事の死命 (「このミス」大賞シリーズ)

検事の死命 (「このミス」大賞シリーズ)

 

 『検事の使命』は、「罪をまっとうに裁かせることが己の仕事」と圧力や権力に屈することなく、貪欲に真実を追求する佐方検事の姿を描いている。

手紙にはいろいろな人の、様々な思いが込められています。私たちが扱っているのは単なる紙切れではありません。人の気持ち、心です。

 

佐方検事の祖父母に対する熱い思い、優しい心が伝わってくる「心を掬う」

あいつが、現生誤解されたままでいるのが苦し打て苦しゅうて、かなわんかったのです

と佐方検事の父の親友でもある僧侶の想いに心打たれる「業をおろす」 

父は父のやり方で、自分の仕事をやり遂げました。私は私のやり方で仕事をするだけです 。

 佐方検事はヒーローだ。

しばらく、柚木裕子にはまりそう。