徒然3行かもしれない日記

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ひこばえ

ひこばえに咲く

 

「人は、いつでも生き直せる」という帯のフレーズにひかれ借りてみた。

切り株だけになった木でもひこばえが芽を出し育っていく。

なんと逞しいことであろう。

真っすぐな主人公の画家の生き方もその芸術に惹かれた人たちの生き方もひこばえのように逞しい。

そしてあとがきの作者の小説家としての生き方も逞しくて凛としている。

私は小説家だ。人が生きる姿に今と未来の希望を探す者だ。