徒然3行かもしれない日記

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五重塔と天樹

金剛の塔

壮大な小説だった、『金剛の塔』。

美しく、そして地震にも負けない素晴らしい技術の粋を集めた五重塔

百済から渡ってきた宮大工が伝えた技術。それを、現代へと伝えていく宮大工の物語。

五重塔の工法とスカイスリーの工法が似ているなんて、すごいことだ。

巧の技の素晴らしさ、人間の叡智の素晴らしさを描いた物語。

スカイツリーの響きもいいけれど、天樹という言い方も美しい名前だな。

聖徳太子スカイツリーのストラップが話をひっぱっていく構成も面白かった。