『ガラスの海を渡る船』寺地はるな
兄、妹が営む小さなガラス工房。
ガラスのように繊細で美しい物語。
大阪弁が沁みる。
『浅草ルンタッタ』劇団ひとり
最初は読みずらいと思ったがだんだんひきこまれゆように・・・
こんな作品を作る方だったのか。すがいなぁ。
『キャベツ炒めに捧ぐ』井上荒野
食べ物関連の物語は楽しい。
十人十色、様々な老後の暮らしがある。
楽しくいきなければと思う。
『奇跡集』小野寺史宜
朝の満員電車に乗り合わせた人達の物語。
「竜を放つ」が良かった。
お腹のグルグル。竜とは・・いい表現だと感心。
『ぼくの人生最高の日』はらだみずき
家族を亡くし、なにもかも失ったと絶望した瞬間があったかもしれない。しかし、ひとは生きている限りすべてを失ういことはない。
人生最高の日の記憶、思い出が生きる糧となり、またそれを生きていくかぎり更新できるかも。