徒然3行かもしれない日記

日々のこと、身体のこと、本のこと。気になることがあればコメントしてみてください。

2016-01-01から1年間の記事一覧

黒豆を煮ながら

『笑う招き猫』は山本幸久。 面白いんだけど、サクサク読めないなーと思っていたら、 筆の勢いがやはり違うのかしらん。デビュー作だった。 アカコとヒトミの駆け出し漫才コンビが挫折しながらも、漫才で生きて行こうとする話だが、その後の展開のほうが気に…

膠原病科受診しても楽にならず

心拍数が増えたり胸が変だったりするので膠原病科を受診。検査をしても心臓にも肺にもなんら異常は認められず正常。 こんなにしんどくて疲れ安いのに。血液の数値にも現れずに、一体何なんだと思うけれど、レミケードの副作用なんだな。それに対する薬はなく…

残るはレミケード

コルヒチンの服用をやめてすこしは楽になるかと期待していたが、全然よくならず、動悸も少し多くなったような気がするし困ったものだ。これはレミケードの副作用ではと思う。ブドウ膜炎には効果があるのに・・・ 今後の治療はどうなるのだろう。 ブドウ膜炎…

食べ比べ

シュトーレン焼きました。 ラム酒に浸けたレーズンを生地に混ぜ込にみくくて・・・ いつも困る。 私が焼いたものは、パンシュトーレンになってしまう。味はわるくないんだけれど。 購入したものは、ちょうとケーキっぽい。 パウンドケーキにすれば発酵なしで…

5回目終わったものの

19日ニレミケード5回目が終わった。 視力検査の結果、少しよくなっているようだ。 自覚はないが。眼の方はおまのところは安心。 この日からイスコチンの服用を中止しているが、倦怠感は、少しひどくなっているように思う。忙しい仕事をしているわけではな…

毎年やっていることは。

寒くなり、薪ストーブを焚くようになりました。 煮炊きするにはもってこいです。 そこでポトフを久しぶりにつくりました。 洋風なのに干ししいたけでだしをとり、コンソメ、塩コショで仕上げます。 大根、ニンジン、じゃがいも、玉ねぎ、ブロッコリー、厚切…

結願の果てに

久方ぶりに篠田節子の作品を読んだ。 ぐいぐいと読者をその世界に引き込んでいかせる面白い作品が多いので好きな作家のひとりだ。 でも『冬の光』は主人公になじめなかったせいか なんだかなあと思う。 娘にとって父の死が事故であったのは救いだが・・・・ …

無骨なアップルパイ

毎年1回は、紅玉が出回る頃に、アップルパイを焼く。 私が作ると毎度毎度、サクサクはするけれど、つや出しの卵をけちるからか、無骨な感じがする。 今年はなぜだか、紅玉を買いのがしていまい作らずにいたのだ。が たまたま、ふじをもらったので、ぶじりん…

2ケ月ぶりの膠原病科  遠い~わ

1時間半の道のりのなんと遠く感じられることよ。 予約しているにも関わらず、予約時刻を1時間以上も過ぎての診察。 血液検査の結果AST,ALTの値が又、高くなっていると。薬の副作用が出てきているらしい。この倦怠感もそうなんだなと思う。異常(少…

線香花火から火花

『夜を乗り越える』を読んで又吉さんが、ピースの前に「線香花火」とうい漫才コンビだったということを知りました。淡くて優しく一瞬の輝きの線香花火。 それが『火花』によってスターマインの打ち上げ花火になり、一貫しているんだなあと思いました。次はど…

人は繋がらないと・・・・・

『明るい夜に出かけて』は、あるトラブルで大学を休学中の学生。コンビニでバイトしながら、自分自身を見つめななおそうとする、深夜放送が大好きなラジオのリスナーでもある。 リスナーの世界では有名なネタ投稿の職人だった。 夜のコンビニで、店員と客と…

ドラマよりも

『超現代語訳戦国時代』 は流れがよくわかる歴史の本である。 真田三代のこともくわしく書かれTV「真田丸」より面白いかも。「真田丸」もいよいよ大詰め。ファンの方すいません。

退化して進化したのか? 

難しいことは、さておき『進化くん』はどのページを見ても、生きていく煩わしさを忘れさせてくれるような生き物の面白い写真集。 この表紙イカさんです。ゴマホウズキイカだそうです。 <駆け足で 冬将軍きて ため息つく>

立て続けに?

『あずかりやさん』を読んだ。 とても静かで染み入るような小説だった。 主人公は、目がみえなくなった男性で、あずかりやを真摯に営む。これで生活していけるのか?と思うが、誠実に生きれいれば人生はなんとかなる。とおもわせるような・・・・・。 語り手…

美しい図鑑

優しくて美しい本である。 『ときめく貝殻図鑑』はカタカナで貝殻名が書かれ、ページの下の部分に漢字で表記されれいるのも、貝殻名が一目瞭然で楽しい。 貝殻収集なんてできそうにないので、これ一冊手元にあると見ていて癒される。 <木枯らしや こころの…

涙する

韓国ドラマ「美しき人生」を見て 久しぶりに泣きました。 大家族のおもいやり、親が子を思う気持ち、小数派の生きずらさ、苦しみなど重苦しいテーマも入っているのに、ズッコケ要素もあり、舞台の済州島も美しい。 家族愛の素晴らしさをうたった感動的ドラマ…

なんとなく生存中

『さようならクリームソーダ』は、美大生たちの青春小説である。 みなさんの青春はどんな味の飲物なんだろう。さしずめ私は、はるか昔にことだけれど、大学近くの喫茶店のオレンジを絞ってつくられたフレッシュなオレンジジュースかな・・・あれは美味しかっ…

これは面白くて、すご~い!

『へんな生きものへんな生きざま』この本はページをめくるごとに驚き、まあ、自然界には不思議なきものがこんなにも多く生息しているのだと感心しきりとなる。 美しい生き物の本である。その紹介文も楽しい。 この表紙のハダカデバネズミさん、毛皮あげたい…

絶賛生存中

『困ってる人』の作者は本当に強い。 想像を絶する最悪の困った状況なのに・・・・ 絶望せず、生死の境をさまう事態になっても、おおらかに文章化する。 前向き難病女子の壮絶悲壮なのに、エンタメに仕上がっている。天性のものがあるのかな。 すごいバイタ…

濁点ひとつで・・・・

『ぜつぼうの濁点』は濁点さんが自分の濁点をはかなんで飛び出し、きほう(気泡)にとっついてきぼうになるという、かなの国のおはなしである。ことば遊びでおもしろいユニークな絵本だ。 でもそのまま、ぜつぼうから濁点が飛び出せばせつぼうになるからポジ…

読んでみました

芥川賞受賞作だから、『コンビニ人間』読んでみた。 コンビニでしか働けず、その場所でしか生きられない、コミュケーション不全を抱えている主人公。 理解しにくい登場人物がでてくるが、みんな生きづ らさをを持っている現在社会の投影なのか。 芥川受賞作…

しっくりいかないな

『僕とおじさんの朝ごはん』の題名がなんかしっくりしないなあ・・・僭越ながら、えらそうに、 「僕の朝ごはんとおじさん」のほうがわかりやすいと思うのだけれど・・・・・ 『僕とおじさん・・・・・』の方が深い意味があるのよね。きっと。この最後の晩餐…

じっくり丁寧に心を込めて焼いた目玉焼

『僕とおじさんの朝ごはん』は、読み始めてもなかなか「僕」が登場してこない。 無気力に生きるケータリング業者(おじさん)の仕事ぶりが語られ、小説が進んでいく。仕事先で問われる、意味深な楽に死ねる薬の存在・・・・・・ 途中で読むのやめようかなと…

お寿司が食べたくなる

『その手をにぎりたい』は鮨ねたで10章に構成されたおもしろい小説である。鮨職人の描写も細かく描かれている。主人公は、高級鮨店の常連客となるために仕事もばりばりこなしていくバブル期のOL。 鮨職人に恋をし、付け場をはさんでの真剣勝負のような鮨…

三匹のこぶた

だれもが知っている話は、イメージが広げ安いのね。 『人生を変える7つの物語』の1つ目『3匹の子ぶたなう』を読んで『3びきのコブタのほんとうの話』を思い出した。 人生を変えるというより、発想の転換で、固い自分自身の頭をほぐしてくれたような気がし…

天女さん、かわいい。

ペクヒナ作『天女銭湯』は人形(土人形なのかな?)で作られた人たちが登場する絵本である。 表紙の天女さんがおいしそうに、大切にヤクルンを飲む姿がとてもインパクトがあり、おもしろい。長谷川義史さんの訳もぴったりで楽しめる。

優しい旅館

『ひかげ旅館にいらっしゃい』 旅館の名前からしてどんな旅館なんだとおもいきや、 ここは、疲れた人や翼を休めたい人が、癒しに来る所。 疲れた人は、この本を読みにいらっしゃい・・・・・ というような心温める本だ。 < 高原に 霜おりつつ 寒さ増す >

Bのせいにしょう。

膠原病科に3ケ月ぶりに受診。 峠道を下って行く。前回はなんともなかったのに、ハンドルをにぎっているのに、少し気持ち悪くなる?なんでだろう。 血液検査をして診察。 患者(私)の話に耳を傾けてくれるが、身体は全然楽にならないのよね。身体がだるかっ…

思いやる

『鵺の家』 題名からして怖そうな・・・・ よくもこんな世界を構築するなあと感心させられる。 若君や雛里を思いやる主人公、茜の優しさが若君にも人を思いやる人間らしい心を育てていき、悪しき負の連鎖をたちきらせる。 ぞくぞくするシーンがあり、めくる…

物語を紡ぐ 

だれにでも、どんな物でも、大切に思う心があれば、物語は生まれる。そしてその物語に人は救われるのだろう。 『がらくた屋と月の夜話』は秋の夜長にぴったりの小説。 < なんだ坂 ペダルこく 秋の道 > 体力が落ちたのか、坂道きついわー。