徒然3行かもしれない日記

日々のこと、身体のこと、本のこと。気になることがあればコメントしてみてください。

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

おもしろき天平時代

『天平冥所図会』はそうそうたる天平期の歴史人物が登場する歴史ファンタジー。 三笠山はちと怖かった。 主人公の戸主があっけなく命を落としてしまうのが、なんでやねんと思ったがそういうことだったのね。 宇佐八幡の一言主の神さんと戸主の酒を酌み交わし…

『雨と詩人と落花と』は江戸末期の漢詩人の夫婦愛を描いたしみじみとした物語。 人を慈しむこと、すなわち仁の心をテーマに妻がみごとに夫を支える。そしてその夫である詩人も深い仁の心を持つよになる。 誰かに慈しんでもらえば 生きていけるのです 美しい…

つちくれさん

『つちくれさん』という題名が面白かったので手にとってみた。 発掘時の研究のために土くれとう言葉があだ名とは。 ユニークなキャラクターの設定が良かった。 土は静かに真実を語る。 生きている間は生きてなあかん ほんまにそうだわ。

ラーメン次郎系

酷暑もどこかへ去っていき、少ししのぎやすくなったのでラーメン巡り。 打ち止めは豚骨野菜(もやし)たっぷり次郎系ラーメン。 麺賊というだけあって、豪快で野菜など大盛サービスでうれしい。もやし、ちと冷めててシャキシャキ感もなく少し残念。 麺は太麺…

海に囲まれて

『人生教習所』は小笠原を舞台に自己啓発セミナー、小笠原塾に集う人たちを描いたもの。 自分の生き方を再構築するためにさまざまな人たちの心情が描かれる。 まさに私自身もこのセミナーに参加しているようなものだ。 小笠原の歴史などもくわしく触れられて…

旧暦七夕

酷暑も一休み。 買いものついでに、七夕祭りへ。 今宵も曇空。一年に一度の逢瀬は?

神にとりつかれる

『鬼神の狂乱』は、史実を踏まえ世の中には理屈では考えられない奇怪なことが起こるということを教えてくれる。 ハーピーエンドで面白かった。