徒然3行かもしれない日記

日々のこと、身体のこと、本のこと。気になることがあればコメントしてみてください。

2025-07-01から1ヶ月間の記事一覧

腹をくぐって楽観する

『かっかどるどるどぅ』若竹千佐子 孤立し、心もとない4人の人生が古いアパートの一室で出会う。 そこから新しい日々が動き出す。 人生何が起こるか捨てたもんじゃないことを教えてくれる。 人との係わり合い、人を思う気持ちが前向きに生きることに繋がる。…

優しい物語

『日比野豆腐店』小野寺史宣 堀切菖蒲園近くの日比野豆腐店を営む家族の豆腐のように極め細やかで優しい物語。 夫が守ってきた豆腐店を引き継ぐ妻の想いがいい。 コロナであっけなく逝ってしまった清道さん視点の話があってもいいなと思った。 登場人物がみ…

死ぬのにもってこいの日

『その朝はあっさりと』谷川直子 究極の家族介護看取り小説。 妻、娘たちあっての人生をまっとうした生涯が描かれている。 下の世話などトイレ地獄と小題がついているが、結構明るく表現されていてびっくり。 「いざさらば死にげいこせん花の陰」 死下手にな…

静謐な時の流れ

『山月庵茶会記』葉室麟 武士を捨て有名な茶人として藩に戻った柏木靱負が妻(藤尾)の自殺の真相を暴く。 静寂な山月庵の茶室で。 戦国の世でも、茶を点てる心とは相手にいきてほしいと願う心だという。 藤尾の登場シーンはすくないが、凛とした生き様が胸…

手紙

『往復書簡』湊かなえ 手紙は読んでいて面白い。想いが籠っているから。 それにこの往復書簡はミステリー仕立てで思わず、そういう展開になるのかと驚かされる。 「二十年後の宿題」が幸せな終わり方なのでいい。

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『百年かぞえ歌』大崎梢 読み始めは面白く読み進められたが中だるみしてしまった。 有名作家の想いをくんでやり残したことを突き止める姿は美しい。