徒然3行かもしれない日記

日々のこと、身体のこと、本のこと。気になることがあればコメントしてみてください。

未来を拓く鍵

『未来地図』小手鞠るい 自分は幸せになる資格がないと思い続けてきた主人公は自分が最も好きな図書館で 好ましい相手と出会い親交を深めていく。 美しい言葉で綴られた物語。 人は誰もが、未来を拓く鍵を持っていると気付かせる。

めんたいマヨネーズトースト

この生めんたいマヨネーズ、食パンにつけてトーストするとすご~く美味しい。手軽で最高。朝ごはんが楽しみ。 一度おためしあれ。

前向きに

お江戸の人材派遣、口入れ屋に出戻ったおふくの人生を描く。 お金、夫婦の有り様など奉公先で生ざまな人に出あう。 壊れたものはけっして元にはもどらない。 思い出を胸に畳んで生きていこう。 前向きに。

美しい装丁

『生きてるだけで、愛』本谷有希子 装丁が美しすぎて・・・・ その瞬間、お互いに通じ合う何かがある。愛なんだろう。

初めての染め

玉ねきの皮がたまったので染めに初挑戦。 白の綿のチュニックとスカーフ 写真では薄いが程よい黄色に染まった。 来年が楽しみ。

ロールキヤベツ

『ロールキャベツ』森沢明夫 大事な人を優しく包んで温める。青春真盛り小説。 チェアリングなら手軽にやれそう。

一冊の本から

『本が紡いだ五つの奇跡』森沢明夫 編集者、作家、ブックデザイナー、書店員、読者。 一冊の本がみんなを幸せに導く。 物語強さを感じさせる本。

わんちゃんやねこちゃんと最後まで

『犬が看取り、猫がおくる、しあわせのホーム』文・写真 石黒謙吾 いいなあ、こんな介護施設。 増えるといいな。

クオータ制

『あきらめません』垣谷美雨 定年退職後、夫の故郷でのんびり暮らそうとした主人公。 市議会を傍聴したことから・・・・市議に そして市長にまで・・・ あらゆる政治の世界でクオータ制が導入されたら、日本が変わる。 テンポが良く面白いお話。

イッーティアリテ、イチニンナシ

『人形姫』山本幸久 伝統産業、老舗人形店の頭師でもある7代目社長を主人公したお仕事物語。 この7代目、母校のボート部のコーチでもある。 伝統産業の後継者不足や自分の結婚問題などいろいろ抱えながらも前向きに進んで行く。 社長業とボート部の話をう…

どこか遠くへ行きたい

『ひとり旅日和運開き』秋川滝美 読んでると美味しい名物と観光満載で旅に出たくなるなぁ。 主人公がだんだん人見知りを克服、一人で食事をしてお酒を飲めるとうことは充分なことであると思うが・・・

美味しいスィーツ

『それでも旅に出るカフェ』近藤史恵 海外の珍しいフィーツが名物のカフエの店主と常連客。 こんなカフエあったらいいな。 いろんな生きずらさを抱える人がぼっこりできる美味しいスィーツ。

痛快!

『白鷺烏近』田中啓文 江戸時代の大坂を舞台に「ご無理もっとも始末処」を営む烏近。 知恵を働かせ無理難題を鮮やかに解決。 痛快で軽妙で面白い。 金のシャチホコの修理がおおらかで楽しい! さすが、舞台は大坂。

行旅死亡人

『ある行旅死亡人の物語』武田惇志、伊藤亜衣 アパートで女性が現金3400万円を残し孤独死。身元不明。 警察も探偵もたどり着けなかった女性の身元を記者2人が解き明かす。 取材力の高さに圧倒される。 身元がわかってもこの女性が人生の後半をなぜ人と…

花散るまえに

『花散るまえに』佐藤雫 細川ガラシャの生涯を描く。 はかなくも美しく描く。 辞世の歌もまた美しい。 「散るぬべき 時しりてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ」

読ませる

『東慶寺花だより』井上ひさし 東慶寺の花の四季と駆け込む女たちを丁寧に描く。 離婚の形は様々。 東慶寺の御用宿柏屋の人たちが当事者の気持ちを汲み取る様子が細やかに描れる。 美しい表題。駆け込むことで、新たな人生が踏み出せる。 読ませる物語。さす…

天災

『天災ものがたり』門井慶喜 古来から日本は多くの天災に見舞われてきた。 そしてその都度復興してきた。 人間の営みの強さを思う。

人助け

『はーばーらいと』吉本ばなな 親の信仰と友情、信頼。 自分の近しい人が助けを求めたら、文句なしに助けるという心根が素晴らしい。 父親もそうだが母親一本筋が通っていていい。 その息子もしかり。

人生の部品

『終の日までの』森浩美 人生の閉じ方を描く家族小説。 悔いのないように、未練のないようにその日までを生きる。 終活をして準備万端にしておかないとと思いつつもなかなか難しい。 人生の部品はスペアがないとは肝に命じたい。

表と裏

『れんげ出合茶屋』泉ゆたか わけあり女3人が力をあわせ出合茶屋をひらく。 酸いも甘いも人の表と裏を知り尽くした志摩さんが気っぷがよくていい。

助けあって生きる

『焼野の雉』梶よう子 火災のおおいお江戸で飼鳥屋を営む女主人が自立した人生を歩む姿を描く。 救い、救われ、甘え、甘えられ、頼り、頼られ。人の世は、そうして成り立つものなのだ。決してひとりじゃないのだと 助けあって生きることの美しさがこの物語に…

ドライブ・マイ・カー

『女のいない男たち』村上春樹 短編小説集。 この中に映画化された『ドライブ・マイ・カー』がある。 キャストを知ってから原作を読むとしっくりなじむ。

おやつ・・・ご褒美

『ライオンのおやつ』小川糸 瀬戸内海の小さな島にあるポスピス、ライオンの家のゲスト、まだ若き雫の生き様を描く。 余命宣告を受け揺れる想いや葛藤。最後まで生きようとする姿を美しく描く。 人に寄り添うポスピスの在り方、なんと素晴らしいのだろう。 …

異邦人

『異邦人』原田マハ 美しい京都の歳時記と若き画家に魅せられた目利きの美術館の学芸員の愛憎。 ふたりが姉妹だったなんて・・・ 異邦人は夫。 面白かった。

積み木くずし

『棘の家』中山七里 娘かいじめに遭い自殺未遂。それに立ち向かう教師の父親。 積み木くづしのようなお話。 被害者が一歩まちがえば加害者ともなりうる・・・ 悪意と憎悪の連鎖。

癒しの若葉荘

『若葉荘の暮らし』畑野智美 40歳以上の独身女性限定のシェアハウスでの暮らしを綴る。 諸々の事情で経済的に一人で暮らしていけなくなった人たちが暮らせる若葉荘。 こんなシェアハウスあったらいいな。

差配役

『藩邸差配役日日控』砂原浩太朗 江戸藩邸の差配役の質実な仕事ぶりを描く。 何でも屋と揶揄されるが誰にもできない大切な役目だと父から教えられ忠実に果たす姿は清々しい。

本当の人生

『あなたの本当の人生は』大島真寿美 ジュニア小説の大作家と秘書、そして作家になりたい弟子のそれぞれの人生。 本当の人生ってなんだろう。選択ちがいで人生が変わる。 私の本当の人生とは?・・・・考えさせられる。

掬い掬われる

『掬えば手には』瀬尾まいこ 大学生の梨木君。辛い想いを抱えている人に手をさしのべようとする心優しき人。 平凡な自分が悩みだったが、人と出会うことによって、その人たちの想いに手を差し伸べることによって自分自身も変わっていく。 人を掬い掬われる(…

とりどりみどり

『とりどりみどり』西條奈加 大江戸、廻船問屋の5人の兄妹。それぞれ、母親が違っていたり、父親が違っていたり・・・それでもお互いを思いやる気持ちがある。 優しい頼りがいのある兄とにぎやかな3人の姉を持つ鷺之介の悩みとは・・・ 楽しい時代小説。