徒然3行かもしれない日記

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黒豆を煮ながら

笑う招き猫

 

『笑う招き猫』は山本幸久

面白いんだけど、サクサク読めないなーと思っていたら、

筆の勢いがやはり違うのかしらん。デビュー作だった。

 アカコとヒトミの駆け出し漫才コンビが挫折しながらも、漫才で生きて行こうとする話だが、その後の展開のほうが気になる小説だ。知らないだけで続編でてるのかしら?漫才の中で即興の歌すればいいのに・・・・

招き猫は福と友を呼んだ。

 

自分自身が現状から抜けたいと思っているからか

この文章にひっかかる。

 

 

もう道はないのかもしれない。おもえばあたしはいろんなことから逃げてきた。(略)いやなこと、面倒なことがあればその場から立ち去ればいいと考えていた。漫才までいきついたとき、どんなに辛いことがあっても、ここからだけは逃げまいと決意していた。だかもう限界だ。

<大晦日 福よこいこい 豆を煮る>