徒然3行かもしれない日記

日々のこと、身体のこと、本のこと。気になることがあればコメントしてみてください。

土に還る

土の記(上)

 

土の記(下)

『土の記』は私にとっては、とても読みずらかった。

主人公の独白。自問自答。そして最後は村を襲った土石流にのまれ命を落としてしまうという以外な結末。

人生のはかなさ、自然の怖さを描いているのか。

難解だ。人生そのものも難解だ。

この作家の初期の作品は面白かったが、『晴子情歌』からは難しくなってしまった。