徒然3行かもしれない日記

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ノンフィクションみたい

竜と流木

『竜と流木』を読了。

動物の種を残すという本能はすごい。

そして、人間のエゴも。

生態系を狂わせるとどんなことになるのかを思い知らされる。

予測不可能なことだったのだ。そんな過ちを人間は一生の間にいくつかは犯すものだ。肝心なのは、その結果に責任を持ち、自分の手で収拾することだ、と

主人公の父親の言葉は最もで、また、息子を手助けする姿もいいなと思う。

過ちを攻撃するのではなく、みんなが協力的で、悪者が登場しないのもすごい。

その分、毒を持っている黒とかげが恐ろしい。

 参考文献がないのが残念。

ごみ筏に乗って種を残そうとする生き物がいてもおかしくはない。