徒然3行かもしれない日記

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どこにでもある家庭

明日の食卓 (角川書店単行本)

『明日の食卓』は同じ名前の息子を育てる3人の母親たちのどこにでもある家族の話である。幸せな家族の歯車がこわれ、そのしわよせが子どもに向いてしまう。

一歩間違えば、そうなりうる可能性はだれにでもありえるだろう。

冒頭のショキングな虐待シーン。

そして三家族の描き方。

終盤の新聞記事。

家族の再生。

構成はよくできているなと感心させられた。

優くんちは、どうなってしまのだろう。

たとえどんなことがあろうとも明日の食卓は家族仲良く囲めますように。