徒然3行かもしれない日記

日々のこと、身体のこと、本のこと。気になることがあればコメントしてみてください。

人生の指揮棒は好きに振ればいい

 

フリーランスぶるーす

フリーランスぶるーす』は30歳のフリーターが一念発起、あこがれていた広告、雑誌業界に足を踏み入れフリーランスとして生きていく半自伝的小説。

だから、業界のことに詳しく、話は進んでいく。

居酒屋さくらの大将の

 辛いこと半分、嬉しいこと半分、でもて辛いことがあったから、今日までやっって来れたんじゃねぇかな。

(略)辛いことに慣れた方が得だ。

第一、いつも辛けりゃこんな小っちゃなことでも嬉しく感じられるだろ

 の言葉は重みがある。

人生の指揮棒は好きに振ればいい。

されど人生は喜びの限りへと向かう旅である

より高く飛んで、飛び越えて進んで行こうとする作者の思いが伝わる。

自分の一度しかない人生、自分で指揮棒を振らなくては・・・