徒然3行かもしれない日記

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雨と詩人と落花と (文芸書)

『雨と詩人と落花と』は江戸末期の漢詩人の夫婦愛を描いたしみじみとした物語。

人を慈しむこと、すなわち仁の心をテーマに妻がみごとに夫を支える。そしてその夫である詩人も深い仁の心を持つよになる。

誰かに慈しんでもらえば 生きていけるのです

美しい漢詩と深い情愛に満ち溢れた美しい作品だった。

ひとを慈しむ心において尊いのだ