2018-10-19 悼む人 『壁の男』は悼む人だったのだ。 ノンフィクションライターの興味は読者の興味でもある。 次々に真実が解き明かされ、そうだったのかと感心しきり。 壁に絵を描きながら鎮魂の儀式をしていたのだ。 才能があるからって、ただそれだけで人の価値が 決まるわけじやない。何をしたがが大事なのよ。 という、主人公の母の言葉に深みがる。 秋の夜長とはいえ、この所、仕事がハードなので、早寝になり遅々としてページすすまず・・・・