2019-03-20 若葉のような 本のこと 『若葉の宿』は 京の町屋旅館を舞台に自分の居場所を求めて、悩みながらも奮闘する若葉の姿が丁寧にえがかれている。 その名のとおり、若葉のようなみずみずしい女性に変貌し、旅館を自分の居場所を死守してくんだろう。 爽やかな小説だ。 どういう状況であれ、愚直に目の前にことに当たる 愚直に、愚直に、そうすれば、おのずと道は開かれる。