徒然3行かもしれない日記

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コロリとコロナ

馬琴の嫁 (講談社文庫)

『馬琴の嫁』は馬琴の嫁としてその一生を捧げた路を描いた小説。路の奮闘記。

最後は当時、江戸に蔓延していたコロリで亡くなる。

この新型コロナ蔓延時に、この一文を読んで、コロリとコロナが1字違いだなんて。

どんなに文明が発達しても感染症にはなかなか勝てないものなんだな。

 

文庫の表紙は犬だけど、私が持っている本は単行本で、猫の鈴を手にした表紙。裏表紙に飼い猫の絵。猫で路が飼っていたのも猫なんだけど。単行本で同じ講談社なのになんで~。