徒然3行かもしれない日記

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命の樹

移植医たち (新潮文庫)

『移植医たち』谷村志穂

眠る間をけずり、命を救うことだけを想い働く移植医たちの姿を丁寧に描く、渾身の物語。

まだ実験段階であった臓器移植。

その先駆者たちの苦悩や地道な努力が人の命を助ける。

臓器移植とは、まさに「命の樹」

命の樹という表現が用いられています。それぞれの人間の体は命を循環させている小さな樹であり、生死を超えて集合し、大樹をなすという、考え方です。

医師たちの使命感とは誠にすごいものだ。