徒然3行かもしれない日記

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ひとりの修羅なのだ

かなしみはちからに 心にしみる宮沢賢治のことば

『かなしみはちからに 心にしみる宮沢賢治のことば』斎藤孝

まことの幸い、みんなの幸いを一途に思っていた宮沢賢治

美しいことば、強いことばの数々が集められている。

表題は書簡から取られた。

かなしみはちからに、

欲はいつくしみに、

いかりは智慧にみちびかるべし。 

 

 

いかりのにがさまた青さ

四月の基層のひかりの底を

唾し はぎしりする

おれはひとりの修羅なのだ

 「春と修羅」は難しく、賢治の苦悩なのか・・・・・