徒然3行かもしれない日記

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美しい落陽

落陽 (祥伝社文庫)

『落陽』浅井まかて

三流新聞の記者たちが、明治神宮造営という国家フロジェクトを通して明治天皇とその時代を描く。

 天皇の徳、恩を想い神宮の森を150年後を見据えて造営する。

そして現在110年ほど、まさに都会の杜となっている。

明治を生きた人たちの「だだ、かくなる上は、己が成すべきこを全うするだけです」

との熱い想いが現代の礎を築いてくれたのだ。

明治天皇、神宮造営を成し遂げた人たち、記者たちの有り様など盛りだくさんのだった。

美しい終わり方で締めくくられている。