徒然3行かもしれない日記

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いのち華やぐ

いのち華やぐ (講談社文庫)

『いのち華やぐ』瀬戸内寂聴

寂聴さんは昨年11月に99歳で旅立たれた。

これは35年ほど前のエッセイであるが全然古びてなく、今でも心にストンと沁みてくる。

生きている限り、いのちを極限に押し開いて生きいるというもので、むしろ生命の賛歌であった。

岡本かの子の仏教観を語っている。

寂聴さんも美しく命を華やかせて逝かれたのに違いないと思う。