2022-01-12 いのち華やぐ 本のこと 『いのち華やぐ』瀬戸内寂聴 寂聴さんは昨年11月に99歳で旅立たれた。 これは35年ほど前のエッセイであるが全然古びてなく、今でも心にストンと沁みてくる。 生きている限り、いのちを極限に押し開いて生きいるというもので、むしろ生命の賛歌であった。 と岡本かの子の仏教観を語っている。 寂聴さんも美しく命を華やかせて逝かれたのに違いないと思う。