徒然3行かもしれない日記

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無中で読める

十の輪をくぐる

『十の輪をくぐる』辻堂ゆめ

二つの東京五輪をめぐる三世代物語。

集団就職、紡績会社のバレーホール。炭鉱の暮らし。夫のDV。ADHDの子供の子育て。大人のADHD認知症。生きずらさ。オリンピックに出場する夢。

子供をまっとうに育て守ろうとした母親の強さ。

夢中で読めるいい物語だった。