『愛という名の切り札』谷川直子
結婚の形を問う小説。
当たり前のように結婚し家庭を築いてきた百合子の想いに共感できる。
百合子の娘は結婚にメリットなしと言い切る。
夫に不倫され離婚をせまられるが、それを拒む梓。
梓と百合子の想いが交差する。
百合子は思う
しあわせというのは最終的にたどり着いたところにあるのではない、
「しあわせ」というなにかはっきりとした手でつかめるようなものはないのだということ・・・・
人生ってほんと、不思議だし意味深いわねえ、
百合子さん前向きでいいな。