徒然3行かもしれない日記

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風光る

羊は安らかに草を食み

『羊は柔らかに草を食み』宇佐美まこと

認知症を患った友人の過去の心のつかえ(苦しみ)を取り、安らかな暮らしを送れるように最後の旅に出る俳句仲間3人の最後の旅。

 俳句と共に壮絶な過去描かれる。

想像を絶するような悲惨な過去を持ちながらも強く生き延びてきた女性。

旅の終わりには予想を超える事をしたりするのだが・・・締めくくりは鮮やかである。

「生き生きて八十路の旅や風光る