徒然3行かもしれない日記

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別れの時

 

花ざかりを待たず

『花ざかりを待たず』乾ルカ

父が進行ガンになり余命1年と告げられる。

その別れを前にした姉妹とその妻の想いが語られていく。

その1年も縮められ別れが近づいていく様が丁寧に描かれる。

夫の最後の言葉「ありがとうな」「お前が一番だ」

この言葉を作者は書きたかったのだ。

妻は報われるだらう。