徒然3行かもしれない日記

日々のこと、身体のこと、本のこと。気になることがあればコメントしてみてください。

2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

春過ぎて 夏来たるらし 白妙の~

『朱鳥の陵』は飛鳥時代を背景に、白妙という夢解売を主人公にしたホラー歴史小説である。 白妙は、持統天皇の心の中にまで入り込み、命まで奪われてしまう。 作者は、持統天皇の万葉集におさめられている、有名な歌からこの作品を書いたのか。夏が訪れる清…

眼鏡をかけたら

ぶどう膜炎で視力が落ちていたのだが、手元は老眼鏡を使っていたので、日常生活にはなんら問題はなかったのだが、運転免許更新には裸眼では無理だといわれたので、眼鏡を作った。 かけてみて運転しても見える範囲の視界は変わらないのだが、その手前はくっき…

正しく生きていれば

韓国ドラマ「製パン王キムタック」が終了。 韓国ドラマはこれでもか、これでもかというくらい ようしゃなく主人公に困難を与えるが、一気に事態は収束に結末を迎える。 正しく、真正直に生きていれば、人はその人についていく。 タックの師匠の最後の「人生…

スポーツは科学だ

『翼がなくても』はミステリーなんだろうけど、 ミステリー要素より、交通事故で足を失ったアスリートが再起をかけた肉体改造計画は、勝つための執念があふれていて面白かった。それには、本人の努力と科学技術のサポートがあってこその勝利なのだなと。 一…

この地方の片隅で

『この世界の片隅で』は戦時下の普通の女性の生き方を 淡々と描き、それでいて平和な現代社会を有難く深く感じさせる。 お互いを慈しみあう心が胸をうつ。 ある地方の片隅で、自分自身がなくしてしまった心かもしれない。

クマとぷー

『グリフィンとお茶を』を読んで、荻原規子が幼き頃から読書家であったことに驚いた。そういう下地があってこそ勾玉三部作などの作品が書けるのだと改めて認識する。 クマが冬眠から覚め、人を襲ったという新聞記事をみるたびに、獰猛なクマが絵本や物語では…