2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧
吉川永青さん、初めて読みました。 鴻池財閥の話がよくわかり、面白かった。 戦国武将の子が商人になり艱難辛苦を乗り越え豪商になるまでを描く。 浪花の商人は、「儲かりまっか」が挨拶というけれど、儲けることばかりを考えてはいけない。 真の商人の姿が…
落ちない城の上田城址へ。 梅は満開。でも桜は開花宣言真近。(3月28日現在) あともう少し。 気の早い人たちは、寒の戻りに中花見していたげれど。
おやきを作る。 先日、入軽井沢のおやきをもらったので、私も作ってみた。 ベーキングパウダーと重曹と両方入れてみたところ、形がそろわず、ぶかっこうだが、同じような、仕上がりになった。 まあ、満足。
孫に会いに行った帰り道。 地図上の兎川寺が気になったので寄り道。 聖徳太子が創建した由緒正しき寺だそうな。 松本城主のお墓もあった。 寺よりも道中のおいしなうなパン屋さんが気になった。 あいにく、日曜定休の為、購入できずとても残念。 パン屋があ…
『若葉の宿』は 京の町屋旅館を舞台に自分の居場所を求めて、悩みながらも奮闘する若葉の姿が丁寧にえがかれている。 その名のとおり、若葉のようなみずみずしい女性に変貌し、旅館を自分の居場所を死守してくんだろう。 爽やかな小説だ。 どういう状況であ…
久しぶりに温泉へ。 別所温泉の外湯の石湯に入るつもりだったが、 この当たりに在ったはずと思って何も確かめずに入った所、しつらえが石ではなくタイルだったのを見てなんか変と思いきや、間違って大師湯に入ってしまっていた。 ちょぴり残念な結果に。 で…
『雪と珊瑚と』は ネグレクトされて生きてきた珊瑚が大人になり、若くしてシングルマザーとしてけなげに生きていく姿を描く。 追い詰められた状況で偶然、天の教示か「赤ちゃん、お預かりします」という張り紙を目にする。 その張り紙をしたくららという、一…
離婚した出戻り娘のこーこが認知症の母親を抱えながら、まわりの人の助けを借りながらも介護するが、最後には、母親の意思をくにつつ、母親を施設に入居されるまでを明るく描く介護小説。 美味しい料理も満載で、読みながら、認知症の理解も出来るすぐれもの…
久々に重松清さんを読む。 3.11後の喪失と再生の7つの短編物語。 祈りと悲しみ、筆舌に尽くし難い想いを表現している。 『また次の春へ』とどんな悲しみや苦しみがあろうともまた次の春を迎えることを目指して歩む。 厄災を経験せずに、安住している私…