徒然3行かもしれない日記

日々のこと、身体のこと、本のこと。気になることがあればコメントしてみてください。

2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

書店員

『昼田とハッコウ』山崎ナオコーラ 街の本屋さん、アナロワ書店の3代目のハッコウといとこの昼田が書店の危機に取り組む物語。 書店の裏話や紙媒体の危機など書店員を含め書店愛満載。 シビアな生い立ちの昼田と引き籠もりぽいハッコウ。 みんな自分の人生…

!絵馬

『全国の神社・お寺の絵馬』 カラフルでかわいい絵馬が掲載されていて眺めるだけて楽し。 えいろんなカラフルな絵馬が掲載されていて、眺めるだけで楽し。

ひとりはチームのために

『ノーサイド・ゲーム』池井戸潤 面白かった。 社会人でもスポースマンでも私利私欲を追求する人はつぶれる。 「納得のいかないものとは徹底的に戦う」という流儀をもった君嶋は素敵だ。 「ひとりはチームのために、チームはひとりのために」 ラクビーの精神…

幸せ度

『ブータン』阿川佐和子 ブータンというあだ名をつけられられた少女は、ブータンという国が世界で幸せ度の高い国であることから、自分も世界で一番幸せにならなきゃと思い逆境に負けることなく強く明るく生きていた。 信じてくれる人がいる。一言の重みを感…

ブラックな

『裏家電』嶋戸悠祐 ブラックな家電量販店のミステリー。 面白かった。いい終わり方で良かった。

想いを込める

『零から0へ』まはら三桃 新幹線開発の歴史を熱く描く物語。 こんな日本人の想いが込めれれているとは知らなかった。 美しく安全な希望の乗り物。 こだま、ひかり、のぞみ、ぞれぞれ想いが込められているような・・・・

灰さようなら

『きりきり舞いのさようなら』諸田玲子 一九一家の大騒動。面白可笑しい人情話。 自分の生前葬まで資金集めにやる逞しさや人を想う気持ちにあふれている。 めでたしめでたし。灰さようなら。

涙をなくした君に

『涙をなくした君に』藤野恵美 高圧的な父を持ち崩壊してしまった実家との確執に悩むカウンセラーの話。 死をもってすべてが浄化され新しい出発をする、美しいラスト。 めぐる季節の美しさ、花をめで慈しむ心、流れる涙が再生をつくる。 この父親は子供の苦…

一期一会

『月曜日の抹茶カフェ』青山美智子 一期一会の出会いが運命を変える。

熱き想い

『修羅奔る夜』伊藤潤 青森のねぶた祭。そのねぶたを作るねぶた師の熱い思いを描く。 ねぶたに懸ける熱い思いがほとばしる作品。 ねぶた祭は画像でしか見たことがないけれど、勇壮できらびやかで激しい。 みんなで協力しつつねぶたを制作する熱き想いがあふ…

温かい鍋

『まだ温かい鍋を抱いておやすみ』彩瀬まる 食にまつわる優しい物語。 悲しい思い出のパンや温かい心をもたらすシチューなど人それぞれに思い出や元気の素になる食を描く。 食べてさえいてば、生きることに繋がる。 それが、温かく心のこもった食品であれば…

信じよう

『ネンレイズム・開かれた食器棚』山崎ナオコーラ 2作品集 「ネンレイズム」年齢愛好家の高校生が68才という年齢を公表しそれにふさわしい行動をしょうとする。主義、主張を持った女子高生の話。 自分の道を見つけられて良かったと思う反面、編み物教室で…

乗りかかった船

『乗りかかった船』瀧羽麻子 中堅造船会社、北斗造船に勤める人たちの人事の悲喜こもごもを描く。 希望する職種につけなくとも、そこで力を発揮する人、ステップアップする人。左遷させられる人。それでも同じ船に乗る(造る)仲間として温かく迎えれられ、…

流れる水

『水を縫う』寺地はるな 生活力ない別れた父、仕事熱心でうまく愛情を表せない母、 かわいいものを苦手とする真面目な姉、優しい祖母、刺繍が好きな清澄。 流れる川のような爽やかな感じに仕上がっている素敵な家族の物語。 姉の為にウェディングドレスに流…

買い物難民

『うちの父が運転をやめません』垣谷美雨 表題通りの問題を解決する心温まる家族小説。 落し所は買い物難民を救う移動スーパーと都会に住む息子の早期退職と実家に戻った 息子の第2の人生の始まり。 人の役にたちたいという想いが人生の生きがいや自分の慰…

面白い

『ミカエルの鼓動』柚木裕子 目の前の命を救う医師。院内での権力争い。 天才外科医でも妬みから逃れられず苦悩するとは・・・・ 人生の意味は自分が納得できるかだ。結果がどうであれ、自分が決めたみちなら後悔はない。 面白く読了。

生きる力、生きていく力

『避難所』垣谷美雨 東日本大震災時の津波の様子から避難所生活を抜け出すまでを3人の女性を主軸にして詳細に描く。 女性たちの心理描写がリアルで興味深い。 そしてしなやかに逞しく描かれている。生きる力、生きていく力がこの女性たちにはある。

掃除は頭の中もきれいにする

『モップの精は旅に出る』近藤史恵 オフィスで起きたシビアな事件を解決する清掃人、キリコさんの活躍。 5作本目でシリーズ終了。 (この5作目が初読みだったので、モップの精というのが、フアンタジーなのかと思っていたら、あぁ勘違い) どうして、掃除…