徒然3行かもしれない日記

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書店員

昼田とハッコウ

『昼田とハッコウ』山崎ナオコーラ

街の本屋さん、アナロワ書店の3代目のハッコウといとこの昼田が書店の危機に取り組む物語。

 書店の裏話や紙媒体の危機など書店員を含め書店愛満載。

シビアな生い立ちの昼田と引き籠もりぽいハッコウ。

みんな自分の人生において物語を紡いている。が昼田は、自分の人生の中で主人公ではなく主人公、ハッコウを助ける脇役ととらえている。そういう立ち位置に葛藤したりもするが、前向きに書店員の仕事に取り組む。

 分厚い本だったが読了。