徒然3行かもしれない日記

日々のこと、身体のこと、本のこと。気になることがあればコメントしてみてください。

2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

大人絵本

『いつか、僕らの途中で』柴崎友香、田雑芳一 京都と山梨で遠距離恋愛しているふたりの往復書簡。 鉛筆画が添えれらており、ゆったりとした時間が流れる大人絵本。

坂東巴流

『花のお江戸で粗茶一服』松村栄子 弓、剣、茶の三道を究める坂東巴流の家元の嫡子遊馬が家を継ぐ決心をするまでのお話。 家元とはいえ、副業をもたなくてはいけないなんて、なんとしんどいことか。 家業と稼業の両立。 スカイツリーの建設、3・11の震災…

推しが燃えた

『推し、燃ゆ』宇佐見りん 読んでいて息苦しい感覚になるが、リアルに感情表現されている。 若い感性がある。冒頭の一文から迫力あり。

推しが燃えた

『推し、燃ゆ』宇佐見りん 読んでいて息ぐるしい感覚になるが、リアルに感情表現し

自分の道を行く。

『道をたずねる』平岡陽明 地図づくりに命をかけた男たちの物語。 友情、青春、ち事、人生、愛情、すべてが詰まった熱い物語で一気読み。 住宅地図は、一歩一歩地道に歩いた調査員の踏み跡の記録の集大成。 2代目社長の座右の銘は「自分の道を歩むものは、…

美しい題名

『六月の雪』乃南アサ 六月の台湾に雪のように咲く、ランリーファの白い花。 六月の雪を探しに祖母の故郷の台湾に旅立った孫娘。 祖母の記憶を巡る台湾の旅。 そこで出会う台湾の人たちとの交流と過去の日本の歴史。 知らないことが多かった。 台湾の人たち…

なみだ 涙の・・・・

韓流ドラマ 『千日の約束』 韓流ドラマを見ているとその時間は何も考えるこをしないので、疲れもとれるような気がする。 『千日の約束』は感情移入したわけでもないのだが、ただただ、なみだが勝手に湧いてくる。なみだ、涙の作品。 映画やドラマを見てこん…

緑の花と赤い芝生

『緑の花と赤い芝生』伊藤朱里 理科女のキャリアウーマン志穂子とバリバリの女子力を持った杏梨。交わることのない二人が小姑と兄嫁に。ふたりとも母親との確執がある。 二人の揺れる心情が交互にリアルに描かれ小さな?バトルに。 最後はどういう展開になる…

母からの小包

『母親からの小包はなぜこんなにダサいのか』原田ひ香 送られてきた小包をモチーフにしたた6つ短編集。 懐かしいような気持ちで読んだ。 箱の中には、目新しいものはなくとも母親からの慈しみの想いが詰まっている。

ナイスな人生相談

『生きるピント』阿川佐和子 この本はナイスな人生相談。 妻の認知症相談が特にいい。 「今を生きる」ことが大事であると。 「介護はやっかいではあるが、やっかいの中に、小さな楽しみとか笑いとか喜びとか探してみれば、きっと、見つけられると思います」…

シナモンココアのような

『さよならの夜食カフェ』古市一絵 悩みや苦しみを癒してくれる、滋味あるれる手料理と包容力のあるドラァグクィーン、シャールのカフエ。 暗闇を照らすカフェの明かり、心温まる、優しい、いいお店の物語。 シナモンココア飲みたくなってきた。

一本の線

『人生は一本の線』篠田桃紅 一本の線をモチーフにした作品とエッセイ集。 様々な一本の線が描かれる美しい作品。 人生も一本の線。 どんな線を引いて生きていくのか、全ては自己責任。

余韻が残る

『あなたという国』ドリアン助川 ニューヨークでミュージシャンを目指す日本人の拓人と脚本家を夢見る韓国人ユナ。国籍の壁を越えやっと理解でき、拓人が夢がかなうライブを迎えるまさにその日、9・11の惨事にユナが巻き込まれてしまう・・・・、そして、…

田舎のポルシェ

『田舎のポルシェ』篠田節子 3篇からなるロードノベル 表題作が一番。 昔の作品はぞくぞく感があったようなものが多い気がしたが作風変わったかな?

いいね

『旅の本』沢木耕太郎 いいね。この本、大きさも、写真も。

呆れた希望を持とう

『天龍院亜希子の日記』安壇美緒 派遣会社に勤める田町君の日常生活を活き活き描いていて面白く一気に読める。 辛い会社勤めも帰ったらこれをしょうと、小さな楽しみを持つことで乗り切れる。 人を信じることで、 「自分がつらくてどうしようもない時に、何…

転職アドバイザー

『あなたのご希望の条件は』瀧羽麻子 転職エージェントでアドバイザーを務める主人公。 いろんな人たちの転職相談に乗っているうちに自分自身のむなしさや停滞感に気づき見つめなおす。 AIのソフィアもすごいし、仕事熱心で親身な主人公にも共感できる。 物…