徒然3行かもしれない日記

日々のこと、身体のこと、本のこと。気になることがあればコメントしてみてください。

賢治リスペクト

『銀河の図書室』名取佐和子 高校の図書室で活動する宮沢賢治を研究する同好会、イーハトー部の青春そのもの。 賢治リスペクトとほとうのさいわいを求め苦悩する仲間たち。ほろ苦くで温かい。

本音トーク

『オバサンの奥義』阿川佐和子 大石静香 ふたりの才媛のオバサン談義。 あっけらかんとして、さばさば本音トークで楽しい。

無暁

『無暁の鈴』西條奈加 武士の庶子でありながら寺にあずけられる、そこでも家と同じように辛くあたられる。 そこで知り合った娘だけが救いであったのに、目の前で自殺してしまう。 信仰にも疑問を持ち飛び出してしまう。 そこから無暁の波乱万丈の人生が幕を…

夏休みに

『矢上教授の十二支考』 守谷明子 学生の夏休みにぴったり。 干支に守られらた街もいい。

人生のぼりくだり坂

『東京くだる坂のぼる坂』ほしおさなえ 坂のある町が好きで坂のある町に引っ越しを繰り返していた別れた父。 遺書にまで転居先の坂の町の名を残していた。 そんな父の足跡を巡る主人公の思いと父の坂への思いを探す旅が始まる。 東京コトリップのような坂名…

いいね!いい

『軽いノリノリのイルカ』又吉直樹 満島ひかり 満島ひかりの回文を又吉直樹がショートストーリに。 面白くで綺麗な1冊の本。

海岸通り

『海岸通り』坂崎かおる フツーって何だろう。普通のことが人によって異なるんだものね。 自分のものさしがわからなくなる。

心あらわれる

『素数とバレーボール』平岡陽明 素数の美しさはよくわからないが、ガンプ君の生き方は素晴らしく美しく優しい。 心があらわれるような物語。

これが青春

『うまいダッツ』坂木司 ゆる~い部活の喫茶部。その中のおいしくて部員を思い遣るおやつ部の部活動のお話。 青春してるなって感じでいいな。 お菓子のうんちくも面白い。

最後のプレゼント

『死ねばいい!』保坂祐希 夫と離婚後。後期高齢者になり孤独に暮らしていた主人公に訪れた予期せぬお客。 こういうことがあるかもしれない。 元夫の最後のプレゼント、いいな。こういう出会いや関係があるかも。

夜の図書館

『図書館のお夜食』原田ひ香 作家の蔵書を所有する施設図書館の職員の本にででくるまかない食のお話。開館時間はなんと午後7時から12時までの夜の図書館。 どれもおいしそう。

ゆっくり、ゆっくり

『夜空に浮かぶ欠けた月たち』窪美澄 傷つき生きずらさを抱えた人たちに寄り添いエールを送る物語。 心を休ませ、時にはだれかにたより、ゆっくり、ゆっくりすすんでいけばいいと・・・・ 心

妻は強し

『縁結び仕り候』辻井南青紀 結婚奉行となった同心の活躍物語。 夫婦の愛情や人との絆が描かれれており、妻は強し。 お前様が信じた道は、わたくしの信じる道です。

難題ミステリー

『魂の歌が聞こえるか』真保裕一 新人バンドを売りだすレコード会社の若き社員。 魂のこもった歌にひきつけられるが、次々に難題がふるかかるミステリー。 目が離せなく面白かった。

白と黒の宇宙

『墨のゆらめき』三浦しをん ホテルマンと書家の一期一会。ふたりのとりあわせが面白くたのしかった。 書とは 白と黒、直線と曲線のあわいが生み出す、不思議な宇宙。 紆余屈折して書家となった遠田さんの書、みてみたいものだ。

ザ・ミッション

『ザ・ミッション』堂場瞬一 大リーグ好きの食品メーカーの広報部員、三上は突然球団広報に出向を命じられる。 元大リーガーの石岡の広報担当を任され、秘密のミッション1が課される。 その奮闘ぶりが描かれる。 三上の大リーガーフリーク、人柄が好ましく…

この本読んだ

『ひとつの祖国』貫井徳郎 戦後ドイツのように2つ国に分断された日本が統一された。その後東西の格差が生まれた。そんな架空の舞台。東日本の独立を目指すテロ組織に巻き込まれた一条と対する幼馴染の自衛隊員の物語。エンタメ的なと思ったが、社会派小説。

生きてくかぎりは生きてく

『ホットプレートと震度四 井上荒野 食のまつわる道具をめくる9編の短編集。 小気味よくまとまっている。 「炊いているんだよ、薪ストーブ」が良かった。 生きてるかぎりはいきてくようにさ

シークレットエクスプレス

『シークレット・エクスプレス』真保裕一 JR貨物に秘密の緊急輸送が入る。積み荷の情報は知らされないまま、青森から佐賀までの運転手のリレーが始まる。 それを阻止しようとする、反原発グループとその輸送のスクープを狙う新聞記者と輸送を成し遂げようと…

この夏にはクーリッシュキウィ

ベルギーチョコもいいけれど、キウイ美味しい。 ベリーベリーやカロチン&果実も発売されたら嬉しい。

星ひとつ

『星がひとつほしいとの祈り』原田マハ 祈りと再生の物語をあつめたような・・・ 小さなの望み(星)を叶える祈りを人は自分のためであったり人の為に欲しいと願う。 きれいな短編集だった。

食べて心を癒す

『夜鳴きめし屋』宇江佐真理 お江戸の本所にあるめし屋に集う人たちの人情物語。 心あるめし屋の主人。 除夜の鐘とともにすする蕎麦で幕がしまる目出度し。 気持ちのよい終わり方で良かった。 『キッチン・セラピー』宇野碧 大きな台所を持つ町田診療所。料…

正直に真っすぐに

『大江戸パン屋事始』大平しおり お江戸で「まんず生き延びろじゃ、それが叶ったら、人を生き延びさせられる人間さなれ」という父の言葉を胸に、正直に真っすぐに生きてきた喜助のパン屋に懸ける奮闘物語。 いろんな人と出会い、助けられながら人生を切り開…

本の力

『27000冊ガーデン』大崎梢 高校の図書館司書が出入りの書店員と本にまつわるミステリーを紐解いていく。 本の力や学校図書館の在り方なども描かれている。 ヤングアダルト向けの柔らかい本。

おのれに恥じぬよう

『命もいらず名もいらず』上・下 山本兼一 剣、禅、書に一途に励み、江戸城無血開城の立役者である山岡鉄舟の生き様を描く。 豪快で真っすぐな生き方がすごい。 でも妻は大変だ。この妻も立派。 「おのれに恥じぬように精神を満腹にしていきよ、」

いいね!

『ドクロ』ジョン・グラッセン いいね!楽しい、さすが。

声をあげる

『こまどりたちが歌うなら』寺地はるな 親戚が営なむ製菓会社に転職した主人公の奮戦を季節のおいしそうな和菓子と共に描く。 「言わなきやわからない、伝わらないよみたいんなアドバイスする人って恵まれている人なんですよ。・・・・」は的を得てるなと思…

哀しみ

『教誨』柚月裕子 哀しみの連鎖。哀しく苦しい重い物語。なぜ子供を殺めてしまったのか? その時精神的不安定や薬大量摂取など問題視されなかったのだろうか? 最後は一度しかかかわらなかった親戚の娘が最後をきちんと見届け死を悼んでてくれて良かった。

やんごとなき・・・

『やんごとなき雑炊』中村倫也 どれも美味しそうで、雑炊のネーミングも面白かった。 ロールキャベツに中身がご飯なんて秀逸。

人は人で変わる

『ゴミの王国」』朝倉宏景 綺麗好きで清潔には神経質なゴミ清掃会社に勤める朝陽と隣の部屋に越してきたゴミの収集癖がある友笑。それぞれ問題をかかえながらも裏と表の存在と分かり合えるようになる。人は人で変わっていく。心温まる物語。 心の隙間をゴミ…