徒然3行かもしれない日記

日々のこと、身体のこと、本のこと。気になることがあればコメントしてみてください。

2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧

紺碧の海

『紺碧の海』梶よう子 八丈島出身のふたりの男。 無人の島を開拓し、バードラッシュで財をなした玉置半右衛門の一念を通した熱い生き方の物語。 この本で鳥島や南大東島の開拓の歴史を初めて知る。

生きる力

『かごいっぱいに詰め込んで』真下みこと 自分自身も悩みをかかえながらも楽しそうにスーパーのおしゃべりレジで再就職をする。 それぞれの人が生きるために買い物をする。レジでの小さなふれあいが、人の心を温かくする。 かごいっぱいに詰め込んでまで買い…

美味しいエッセイ

『レシピの役には立ちません』阿川佐和子 貪欲に美味しいが好きな阿川さんの楽しい食にまつわるエッセイ。

じんわり優しく、少し切ない

『八月の御所グラウンド』万城目学 京都を舞台にした二作品。 「十二月の上下ル」 女子全国高校駅伝の方向音痴のピンチランナーを助ける新選組? 表題作 真夏の草野大会の謎の助っ人の面々。 帯にある 今度のマキメは、じんわり優しく、少し切ない その通り…

月下美人

『月下美人』滝沢志郎 先駆者たちの苦労と志がしのばれる。

賢治リスペクト

『銀河の図書室』名取佐和子 高校の図書室で活動する宮沢賢治を研究する同好会、イーハトー部の青春そのもの。 賢治リスペクトとほとうのさいわいを求め苦悩する仲間たち。ほろ苦くで温かい。

本音トーク

『オバサンの奥義』阿川佐和子 大石静香 ふたりの才媛のオバサン談義。 あっけらかんとして、さばさば本音トークで楽しい。