2024-12-01から1ヶ月間の記事一覧
『黄泉坂案内人』仁木英之 シリーズものとは知らず題名にひかれて借りました。 迷える死者をこんな案内人がいれば安心だなと思いなからよんでました。 自分のことよりも他人を優先して人助けをする優しい人の最後の仕事が 黄泉坂案内人。ほっこりするような…
『その時鐘は鳴り響く』宇佐美まこと プロローグがっどこでからんでくるのかわからなかったが、事故死の真実が30年の時を経て明らかにされる。 面白ミステリー。 殺人事件を追う刑事や大切な仲間を失った後の人生模様。 独りよがりの殺人とそうしてしまわ…
『ともぐい』川崎秋子 猟師、熊爪のまっとうな猟師の生き方と穴持たずの熊との激闘の末、負傷した後のはんぱ者として生きる熊爪の一生を細かに描く。 鹿の解体の様子など羊飼いの作者ならではの微細な描写や犬とともに過酷な自然の真っただ中で生きるきびし…
『チューブ』ソン・ウォンピヨン 訳 矢島曉子 溺れるものは藁をもつかむ、それがチューブになるまで。 失敗しても何度でも浮かびもがく主人公。おちぶれでもただ一つ姿勢を正すことを継続することで人生に変化をもたらした。 まさに継続は力なり。変わりたい…
去年は玉ねぎの皮で染色したので今年は桑の実で染めてみた。 麻と綿の混合素材のチュニック。淡いピンク系の色だったので淡い紫に染まった。 染色液が残っていたので、白いタオルを染める。これがなんと綺麗な紫に。 デジカメで撮影したのだが、パソコンもケ…
『知りたいこと図鑑』みっけ デザイン性に富んだ本で知識が広がるすぐれものの美しい本みっけ
『私の最後の羊が死んだ』河﨑秋子 羊飼い作家の赤裸々な生き様を記したエッセイ。 面白楽しく読ませてもらった。父親の介護と羊飼い、酪農、執筆、身を粉にして頑張る様子が逞しく意志の強さを思う。