徒然3行かもしれない日記

日々のこと、身体のこと、本のこと。気になることがあればコメントしてみてください。

2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

熱き想い

韓流ドラマ『炎の中へ』が終わった。 見応えのある感動ものだった。 総合鉄工所を国の為に(貧困に苦しむ民のため)建設する男たちのドラマ、それも史実に基づいた作品だという。 主人公は誠実で、どんな困難にも信念をまげず、人に思いやりをもつ熱き人で、…

白い?? 衝動

『白い衝動』は小中一貫校で働くスクールカウンセラーを主人公にしたミステリーである。 人間の心の闇の部分に食い込んだ心理小説。おもしろかった。カウンセラー自身も衝動をもち、それに折り合いをつけていたのだ。 白い衝動とはなんぞや?思ったが殺人衝…

本は繋ぐ

『本バスめぐりん』はまさにコージーミステリーだなと思う。 この本でコージーミステリーという言葉を初めてきいたのだが。 でも『モモ』の中身はこれからも変わらなくて、ふらりと手に取り開いたら、大好きな世界がそこにある。そういうの素敵ですよね 本と…

土に還る

『土の記』は私にとっては、とても読みずらかった。 主人公の独白。自問自答。そして最後は村を襲った土石流にのまれ命を落としてしまうという以外な結末。 人生のはかなさ、自然の怖さを描いているのか。 難解だ。人生そのものも難解だ。 この作家の初期の…

願わくば桜の下で

『春に散る』は新聞小説であったそうな。 作者はルポライターから完全に小説家になったのだろうか。下巻はさくさくと楽しく読ませてもらった。 主人公の人生の仕舞方は美しい。散り際の桜のように。 「正しき人になってください」という会長の言葉通りに晩年…

美しい手紙

『ツバキ文具店』を読んで、美しい文字で書かれた心のこもる手紙はいいものだとしみじみ思う。 名は体を表すとうが文字は美しい心を表すものだ。 字がへたな私は心を込めて丁寧に書くしかあるまい。 しかし、手紙書くことしなくなったな。

答えがみつからない

『最初の質問』美しい詩の絵本である。水彩の優しいタッチの絵が添えられて、詩によくマッチしている。 初めて読んだときは質問に答えられなかった。 今でも全部に答えがでるわけでもない。 人生の材料は? いちばんしたいことは何 と、自分自身に問いかけて…