徒然3行かもしれない日記

日々のこと、身体のこと、本のこと。気になることがあればコメントしてみてください。

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

にがうりともろこし

この夏、にがうり(ごーや)とコーンがすごく相性がいいことを発見。 にがうりの苦味とコーンの甘さ、ひき肉と一緒に炒めて中華だしと 醤油、または味噌味でも美味しい。 または、シーチキンとサラダにしても。 緑と黄色、色鮮やかなのうれしい。

飛びこんだら泳ぐしかないでしょう

『消えていく日に』加藤千恵 いろんな事情をかかえた女性たちの短編集。 人生、飛び込んでしまったら、泳いでがんばるしかないのだろう。 「夏の飛びこみ」「エアポケット」が良かった。 いつかエアポケットから抜け出し生きていく。

ここからはじまる

『ここからはじまる』はらだみずき 内容はともかくも、ここからはじまる いい言葉だな。 いつでも前向きになれる。 おりしも、安倍首相の辞任表明。 持病がありながら、過酷な職務に今まで頑張ったのだから。 難しいことはわからぬが、安倍さんコロナさえな…

タメる

『空は逃げない』まはら三桃 学生時代の男女三人の青春物語。 棒高跳びのアスリート、同姓同名ふたりのリンタロウと芸術を志す感受性の強い絵怜奈。 面白いしかけだった。 終盤まで大けがをして再起をしたのどちらか、読者をひっぱっていく。 棒高跳びでも人…

のっけから失礼します

三浦しをんさんのエッセイ集。 赤裸々につづられた日常にヒトコマ。 のっけから笑わせていだだきました。 キウイ父さん最高。 s

我ニ救国ノ策アリ・・・・

『我ニ救国ノ策アリ』二木英之 作者は信大出身なのか。それで佐久間象山を描いたのかな。 国のことを想い奔走し、維新の英傑に師事されるのに、ドラマの主人公になれない? のは性格が狷介すぎるのか。この時代は惜しいひとたちが暗殺される。 勝海舟の名は…

鉄砲鍛冶師藤兵衛

『玉兎の望み』仁志耕一郎 国友村の鉄砲鍛冶師一貫斎藤兵衛の熱き生き様を描く。 鍛冶師は鉄を鍛えながら、己を鍛えるんや。 という父の教えを守り、自分のことだけでなく村の仲間の鍛冶師 たやちのことも思いやる真の鍛冶師。 井伊家の殿様も粋な計らいをす…

ねこ禅

いぬ派としてはいぬ禅もつくってほしいなぁ。 人生がわんだふるになる教えを

変わったなぁ!

『麦元三歩の好きなもの』住野よる 表題そのままの本。 住野よる、変わったなぁ!

知られざる忠臣蔵

『森家の討ち入り』諸田玲子 討ち入りの影にそれを裏から支えた女性たちを描く。 赤穂四十七士の中に隣国津山森家の三人の旧臣がいた。 義に生きる三人に係るそれぞれの女たちの生き様。 潔くもあり悲しくもある。 豊かさとは、物をつくりだす力、たゆまぬ労…

高齢者医療を描く

さわやかな安曇野を舞台に若き研修医と看護師と恋愛をからめながら、地方の高齢者医療の現実を、美しい花と共に描く。 読みやすくてなおかつ終末期医療の延命か看取りか難しい問題をつきつける。 命の根っこが繋がっているのか否か。 花の美しさに気づかない…

お犬さま

『元禄お犬姫』諸田玲子 面白い時代小説。 あの有名な浅野内匠殿が殿中で刃傷におよんだ時代が、生類憐みの令の時代だったとは・・・・・ 私が知らなさ過ぎなだけだけれど。

凛、凛

『エミリの小さな包丁』森沢明夫 都会で傷つき逃げるように、海辺の一人暮らす風鈴職人の祖父のところにやってきたエミリ。 祖父に料理を教わり、新しい出会いを経て一歩を踏み出すまでの一夏を青い海と優しい風鈴の凛とした音にからませながら描いた優しい…