徒然3行かもしれない日記

日々のこと、身体のこと、本のこと。気になることがあればコメントしてみてください。

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

面白かった。

『万波を翔る』木内昇 幕末の外交官の奮闘を描いた面白い歴史小説。 司馬遼太郎の本を読んでいるみたいだった。 活き活きと一本気な猪突邁進する主人公。 己の心棒を持つこと。 ぶれない軸をつくること。 先を見通すこと。 広く見通すこと。 失敗を糧とし、…

最後のページをめくるまで、わからない

『最後のページをめくるまで』水生大海 ミステリ短編集。 足元をすくわれるような最後のページをめくるまでわからない結末。 小気味よく怖い。

影武者総理

おりしも総裁選まっだだ中だったので表題にひかれて読んでみた。 『総理にされた男』総裁選とは全く関係がなく総理の影武者があれよあれよというままに本物の総理となって国を統べるさまを描くエンタメ。 政治にうとい人(私)にもわかりやすく面白かった。 …

さざなみのように

『るさざなみのよる』木皿泉 人がな亡くとなるとういこと、その人が周りの近しい人に残したものをしみじみと描く。 ざざなみのように、もう死を受け入れてもいいやという気持ちと生きたいという気持ちが交互やってくるらしい。そしてその間隔がせまくなり・…

古書の町 神保町

『定価のない本』門井慶喜 GHQ占領下の古書の町、神田神保町を舞台に古書を守る書店主たちの物語。 本による圧死事件から始まるミステリー仕立て。 フィクションとはいえ、太宰治や徳富蘇峰なんかも登場して実話かと・・・ 古典が今も読めるのは、古書屋…

海浜浴

海を見に北上。日本海のヒスイ海岸。 波の音を聞きながら石ころ拾い。 棒にお玉を付けたお手製?のヒスイ掘り棒を持ってヒスイを探しに来ている人たちもちらほら。 ヒスイはわからなかったけれど、海はいいな!

ふわとろオムライス

若 『お願おむらいす』中澤日菜子 帯と見返し、そのまんまの物語。 心がほわっと温まる連作短編集 ここで、この場所でせいがいっぱい生きることが、きっと確かな未来へと繋がっていく。 辛さの単位があるなんて、それもスコヴィルというなんて知らなかった。…

パワースポット

残暑の残る晴れた土曜日。妙義神社に詣でる。 階段の上に権現造りの豪華な社。 汗をかきつつ、階段を上りパワーが山の上まで吸い取られるような・・・ でも、詣でたあとは清々しく、パワーをもらったような・・・ 秋が深まった頃のほうが訪れるには最適だろ…