徒然3行かもしれない日記

日々のこと、身体のこと、本のこと。気になることがあればコメントしてみてください。

本のこと

なが~いガイドブック

『ひとり旅日和』秋川滝美 サクサク読めて名物満載。 旅に出たくなる本。なが~いガイドブックのような。 人見知り度そんな高くないような。 自分とういうもの持ってる主人公だし、変わりたいという気持ちがあれば・・・ 少しずつ変わって(成長して)いけれ…

どんな物語を描くのだろう

『ティンホイッスル』中江有里 作者が女優で書評もしていることだけ知っていた。 どんな物語を描くのだろうとの興味で読んでみた。 人には支える人と支えられる人がいる なんだかこのフレーズが印象に残った。

風かおる

『風かおる』葉室隣 「そうだ。わたしたち はよい風にならねばならぬ。この世によき香りをもたらす風にならなければいけないのだ、とわたしは思う。」 どのような悲しい思い出も乗り越えていかねばならない。 風がかおるように生きなければ。 この文章にこの…

食事の記憶

『まずはこれ食べて』 原田ひ香 ベンチャー企業のやとわれ家政婦、みのりの料理はどれもおいしそう。 みのりにとって、食事の記憶は孤独 や悲しみ、絶望と近い場所にある。せめて自分は他の人を、食べることで悲しませたくない そういう想いをもつみのりの料…

文字だけで世界を構築できる

『食っちや寝て書いて』小野寺史宣 最初は面白くないなと淡々と読み進めていたら、若手編集者、井草菜種が登場する章は面白い。 結局、主人公の作家が書いている文章を読まされていたんだな。2重構造になっているのか。人は「食っちゃ寝て書く」「食っちゃ…

想い 

『君のいた日々』藤野千夜 妻を亡くした夫、夫を亡くした妻。 それぞれの立場から切々とした想いがつづられていく。 互いに想いあう究極の夫婦愛。 小説ならではの面白い工夫がされている。 どこかではぐれないように はぐれてもまた会えるように 夢でもいい…

食べ物は心も身体も温める

『まだ温かい鍋を抱いておやすみ』彩瀬まる 食べ物にまつわる6つの短編集。 食べることは生きること。 苦しくて痛みを伴う日々を淡々と歩き続ける その ためにも食べる。tおいしいものを。 温かい鍋は身も心も温める。 優しい、温かなものが詰まった物語。

山岳捜査官

『生還 山岳捜査官』 大倉宗裕 遭難者をめぐる山岳ミステリー 楽しく読んだ。 山の名前が架空なのはなんでだろう?

お仕事小説

『編集ガール!』五十嵐貴久 さくさく読めて肩のこらない小説。 経理部から編集者に抜擢された主人公の頑張りを描くお仕事物語。 編集ガールという言い方はいかがなものか?

言葉がふる 白いやさしいものがふる

『ふる』西加奈子 人を傷つけるがいやで、皆の癒し系になろうと日々を送る主人公。 西加奈子の不思議な世界感。 愛があれば、だれかを愛してるって、強い気持ちがあったら、その人を傷つけることは、怖くなくなるはずなんだ。 主人公にみえる白いものは、は…

明けない夜はない

『夜がどれほど暗くても』中山七里 やっぱ、どんでん返しがありさくさく読み進められる。 人の痛みを想像することが人を傷つけずにすむ。 夜がどれほど暗くても明けない夜はない。

ペク・ヒナさん最高

大阪弁の訳も面白いし なんといっても自称いたずら人形作家というだけあって表情が愉快でかわいい。 こんな男の子、昔はいたなぁとなつかしい。 すごく庶民的で最高。 『あめだま』のほうが先に作られたのね。 ドンドンくんの成長がみたい。

前向に 老後

『老後の資金がありません』垣谷美雨 義父のお葬式費用、リストラ、娘の結婚費用。度重なる出費にもめげず前向きな主人公。年金詐欺まがいの手助けをするところまで話が進んで行くのにはびっくりしたけれど。 「知恵を絞れば、まだまだ様々な可能性が残され…

ひとつむぎの手

『ひとつむぎの手』知念実希人 医療ミステリー仕立て。 患者に真摯に向かい心臓外科医を目指す主人公。終わりよければすべてよし。 紆余屈曲はあったものの心臓外科医になることをあきらめ「患者の命を紡ぐことのできる医者」を目指し新天地、沖縄に赴く。 …

待ってました。

『我らが少女A』高村薫 刑事ものから作風を一変させたいような高村さん。 待ってました、。帰ってきた、合田雄一郎さん、加納祐介さん。 読み始めは硬質な文章で、こんなだったかな?読みずらいなぁと思いつつ、 ふたりとも感じが変わったかな?まぁ、年月…

美しい糸、ホームスパン

『雲を紡ぐ』伊吹有喜 父の祖父母の手による宮参りのお祝いのホームスパンの赤いショール。 いじめから不登校になっていた高校生の美緒はそれにくるまっていると安らぎを覚える。が、教師の母親はそれをよしとはせず、処分してしまう。 そんな家を飛び出し一…

夢や願いをサンドする

『語らいサンドイッチ』谷瑞恵 サンドイッチは、夢や願い、期待、未来をはさみながらつくられる。 姉妹が営む美味しいサンドイッチやさん。 ほんわか優しい物語。

「食こそが人生」

『癌だましい』は、「癌だましい」と「癌ふるい」の2作品が納められている。 「癌だましい」食べることがすなわち生きがいの主人公は、、よりにもよって食道癌を申告される。読んでいて痛々しく。壮絶である。漢字で表現するなら癌魂と 書くのかしら。 一方…

勇気をもって声をあげてください

『護られなかった者たちへ』中山七里 大切な人を護られなかった人が、復讐をする。 「護られなかった人たちへ」と題して発信したメッセージがすべてを語っている。 骨太の社会派ミステミー。読み応えあり。

約束

『今日も君は、約束の旅に出る』瀬名和章 ありえないシチュエーションだが・・ライトノベルなのかな・・・失礼な表現だけれど。 でも約束は守るのは当たり前のことだが、その当たり前のことが難しい。 約束、それは絆なんだと思う。 こうしたい。こうありた…

海を抱いて月に眠る

『海を抱いて月に眠る』深沢潮 全然知らない世界がここにはある。 在日一世の韓国人の父の残した日記から父の真実の思いを知る。 祖国を離れざるを得なかった人たち、本名を名乗れなかった苦悩、歴史や同胞、社会情勢など、あらゆるものに翻弄されながらも、…

最高のオバハン

『中島ハルコはまだ懲りてない!』林真理子 こんなおせっかいで相談に乗ってくれる人いたらいいな。 姉子肌ではっきり物を言う面白くてせこいところもある面倒見のいい最高のオバハン。 サクサク読め、美味しい食べ物も出で来る。 食欲の秋にはもってこい。 …

面白かった。

『万波を翔る』木内昇 幕末の外交官の奮闘を描いた面白い歴史小説。 司馬遼太郎の本を読んでいるみたいだった。 活き活きと一本気な猪突邁進する主人公。 己の心棒を持つこと。 ぶれない軸をつくること。 先を見通すこと。 広く見通すこと。 失敗を糧とし、…

最後のページをめくるまで、わからない

『最後のページをめくるまで』水生大海 ミステリ短編集。 足元をすくわれるような最後のページをめくるまでわからない結末。 小気味よく怖い。

影武者総理

おりしも総裁選まっだだ中だったので表題にひかれて読んでみた。 『総理にされた男』総裁選とは全く関係がなく総理の影武者があれよあれよというままに本物の総理となって国を統べるさまを描くエンタメ。 政治にうとい人(私)にもわかりやすく面白かった。 …

古書の町 神保町

『定価のない本』門井慶喜 GHQ占領下の古書の町、神田神保町を舞台に古書を守る書店主たちの物語。 本による圧死事件から始まるミステリー仕立て。 フィクションとはいえ、太宰治や徳富蘇峰なんかも登場して実話かと・・・ 古典が今も読めるのは、古書屋…

ふわとろオムライス

若 『お願おむらいす』中澤日菜子 帯と見返し、そのまんまの物語。 心がほわっと温まる連作短編集 ここで、この場所でせいがいっぱい生きることが、きっと確かな未来へと繋がっていく。 辛さの単位があるなんて、それもスコヴィルというなんて知らなかった。…

飛びこんだら泳ぐしかないでしょう

『消えていく日に』加藤千恵 いろんな事情をかかえた女性たちの短編集。 人生、飛び込んでしまったら、泳いでがんばるしかないのだろう。 「夏の飛びこみ」「エアポケット」が良かった。 いつかエアポケットから抜け出し生きていく。

ここからはじまる

『ここからはじまる』はらだみずき 内容はともかくも、ここからはじまる いい言葉だな。 いつでも前向きになれる。 おりしも、安倍首相の辞任表明。 持病がありながら、過酷な職務に今まで頑張ったのだから。 難しいことはわからぬが、安倍さんコロナさえな…

タメる

『空は逃げない』まはら三桃 学生時代の男女三人の青春物語。 棒高跳びのアスリート、同姓同名ふたりのリンタロウと芸術を志す感受性の強い絵怜奈。 面白いしかけだった。 終盤まで大けがをして再起をしたのどちらか、読者をひっぱっていく。 棒高跳びでも人…